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SDGsの達成に向けて優れた取り組みを行っている企業・団体を表彰する「ジャパンSDGsアワード」でパートナーシップ賞を受賞している吉本興業は、下川町と2018年7月にSDGs推進における包括連結協定を結び、「プロジェクト“下川町株式会社”」を開始。同プロジェクトでは、品川の新作映画と、オリジナルの吉本新喜劇「しもかわ森喜劇」を製作する。本日6月12日、大阪・YES THEATERにてプロジェクトに関する会見が開かれ、品川、元下川町住みます芸人・つちふまズ、
品川が脚本も手がける本作は、シンガーソングライターになるため上京し、地下アイドルとして活動している30歳手前の女性を描くもの。人気アーティストとの不倫がスクープされ、SNSが大炎上してしまった主人公が、地元・下川町に戻り、心の傷を癒やしていくさまがつづられる。制作にあたり下川町を訪れた品川は「下川町はチェーンソーアートが有名なので、きれいな緑のあふれた山でスプラッターホラーを撮りたいって言ったら大反対されました(笑)。挫折から自分を見つめ直す、青春映画です」と語り、現在脚本を半分ほど書き上げていると説明した。
品川は会見にて、プロデューサーの古賀俊輔について「古賀さんは今のところ(脚本よりも)お金の心配ばかりしています」と告白。そして「だいたいのタレントのギャラを知ってるのは俺くらいだと思う。ジョイマン高木(晋哉)のギャラなら言えます、5000円」とジョークを飛ばした。
町民は出演するのかという質問に、品川は「下川町に行ったときはノープランだったんだけど、みんな出る気満々のご姿勢だったので(笑)。エキストラのような感じで、たくさん出ていただきたいなと思っています」と答える。さらに囲み取材にて、品川がキャストについて「“次のステージに入る前”のパワーがあって、“グツグツ”している感情を持った人に出てほしい」と述べると、隣にいた西川が小声で「僕だな……」と立候補。品川は「グツグツしてた、まだ!(笑)」と驚いていた。
また「青春映画を手がけることは珍しいのでは?」と質問された品川は、自身が監督・原作を手がけた「漫才ギャング」と比較し「30歳までに何か形にしたい、と思うようなところってあるじゃないですか。挫折してしまって、自分や夢と向き合う、20代後半の青春ストーリー。今回は主人公が女性になっているし、職業も違いますけど」と、一部通ずるものがあることを明かした。
同作は8月下旬から9月にかけて撮影される予定。全国公開を目指しており、品川は「単なる地域映画ということではなく、面白い映画を下川町で撮るつもり。全国の人に観ていただきたい」と語っている。現在MotionGalleryではクラウドファンディングを実施中。
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