森崎ウィンが「海獣の子供」を海外にアピール「スピルバーグ監督にも観てほしい!」

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劇場アニメ「海獣の子供」の特別試写会が5月30日に東京・TOHOシネマズ 錦糸町 楽天地にて行われ、キャストの森崎ウィンPRIZMAX)と監督の渡辺歩が登壇した。

「海獣の子供」特別試写会の様子。左から森崎ウィン、渡辺歩。

「海獣の子供」特別試写会の様子。左から森崎ウィン、渡辺歩。

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「海獣の子供」ポスタービジュアル

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五十嵐大介のマンガを原作に、STUDIO4℃がアニメーション制作を手がけた本作は、中学生の少女・琉花が、ジュゴンに育てられた兄弟・海と空に出会い冒険を繰り広げる物語。アニメ声優初挑戦となった森崎は「キャラクターの呼吸と合わせるのがすごく難しかった」と苦労を語り、天才海洋学者・アングラードを演じたことを「アングラードと僕は真逆ですが、これだ、と思うものが(収録で)録れると『うわっ』とか『来たっ!』と感情が出てしまいましたね(笑)」と振り返る。

森崎ウィン

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役作りについて、森崎は「アングラードのセリフは内容が難しく、台本を読んでも理解するのに時間がかかりました」「アニメーションと合わせていく作業の前に、アングラードの言っていることをまず自分がどう理解するか、台本の解釈にとても時間をかけました」とコメント。そんな森崎を渡辺は「ものすごく一生懸命に、前向きに探って突き詰めて考えてくださる、これは簡単なようでなかなかできるものじゃないです。映画の神様に森崎ウィンという才能と出会わせてくれて感謝しますと伝えたいですね」と激賞した。

渡辺歩

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フランスで現地時間6月10日に開幕するアヌシー国際アニメーション映画祭2019において、新設のコンペティション部門への出品が決まっている本作。渡辺は海外の観客に向けて「(アニメーションは)人が線を1枚ずつ描いていって動きを生み出すという非常にシンプルなんだけれども、一番尊くて大変だと言える作業を集積したものです。各国共通の技法を使っているので、その濃厚さは伝わるのではないでしょうか。その部分をぜひとも味わっていただきたいですね」とアピールする。

左から森崎ウィン、渡辺歩。

左から森崎ウィン、渡辺歩。[拡大]

森崎は「『レディ・プレイヤー1』をイギリスで撮影していたとき、現場にいらしたアニメーターやCGクリエイターの方々がみんなアニメ好きで、日本のアニメの話をすると熱くなるんです。日本のアニメの偉大さというのを肌で感じました」とエピソードを披露。「今回、日本から発信される新しい作品が世界に広がっていき、その中に自分も携わっていることを誇りに思います。ぜひ、スティーヴン・スピルバーグ監督にも観ていただきたいですね」と続けた。

「海獣の子供」は6月7日より全国ロードショー。

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(c)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

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