庭の木から隣人戦争が勃発、アイスランドのアカデミー賞7部門受賞「隣の影」予告

アイスランドの閑静な住宅街で繰り広げられる隣人トラブルの連鎖を描いた「隣の影」。本作の予告編がYouTubeで公開された。

アイスランドのアカデミー賞にあたるエッダ賞で2018年に作品賞、監督賞、脚本賞など7部門を制し、第90回米アカデミー賞のアイスランド代表作品に選出された本作。日本では「あの木が邪魔で」のタイトルでSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018に出品され、国際コンペティション部門の監督賞を受賞している。本作で長編3作目となるハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソンがメガホンを取り、ブラックユーモアを交えたサスペンスに仕上げた。

予告編には、中年夫婦が「お宅の木……うちのポーチが影になるんだ」と隣の老夫婦にクレームを入れたことをきっかけに対立し始めるさまを収録。そして老夫婦の飼い猫が失踪したことから、両家のいがみ合いが過熱していく様子が映し出される。

「隣の影」は7月27日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。