アニエス・ヴァルダが自身の創作振り返った遺作公開、長編デビュー作も同時上映

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フランス現地時間3月29日に死去したアニエス・ヴァルダの遺作「Varda by Agnes(英題)」が12月に公開される。

「Varda by Agnes(英題)」 (c)cine tamaris 2018

「Varda by Agnes(英題)」 (c)cine tamaris 2018

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本作は、ヴァルダの半世紀以上にわたる創作活動を彼女自身がなぞるセルフポートレート。1955年製作の長編劇映画デビュー作「ラ・ポワント・クールト」から2017年製作のドキュメンタリー「顔たち、ところどころ」までを、貴重な映像とともにヴァルダが語り尽くす作品だ。

「ラ・ポワント・クールト」 (c) Agnes VARDA

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「ダゲール街の人々」 (c)cine tamaris

「ダゲール街の人々」 (c)cine tamaris[拡大]

なお本作の上映に合わせて、「ラ・ポワント・クールト」と、ヴァルダが事務所兼住居を構えるパリ14区の通りを点描したドキュメンタリー「ダゲール街の人々」も公開される。「ラ・ポワント・クールト」の撮影風景は、第72回カンヌ国際映画祭のメインビジュアルに使用された。

「Varda by Agnes」は東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。

※「Varda by Agnes」の「e」はアクサンテギュ付きが正式表記

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