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本作はアニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズの新たな劇場版。新入部員を迎えた北宇治高校吹奏楽部で、高校2年生になった主人公・黄前久美子らが全国大会の金賞を目指し再び奮闘する。舞台挨拶には黄前久美子役の
黒沢は「一番最初のテレビシリーズのとき、1クールで終わるという話でオーディションを受けたんです。もう23歳になったんですけど、23歳初めての作品がたぶんこれで。本当にうれしくて、映画を観たときも2年生になった久美子に『嘘みたいだな』と思って。幸せでした」と伝える。司会者から「黒沢さん自身も大人になられて」と返されると、「ありがとうございますう!」と大きく喜んだ。
本作で新たに登場する新入部員たちは個性的だと、これまでもイベントなどでキャスト陣によって言及されてきた。雨宮は「独特な子たちぞろいですけど。1年生が個性が強いから、本当にいい先輩方がいる部活なんだなとわかりました」と上級生の存在に感謝。3年生のキャラクターたちが頼もしくなったという話題になると、山岡は「ちゃんと部長してたなって。今まではみんなの前でビャービャー泣くタイプだったのに、今回は部員には涙を見せず。みんなを鼓舞してる優子は成長したと思います」と役の成長ぶりに感心する。
元号が平成に変わる少し前からアニメの仕事を始めたという石原は「もうすぐ平成が終わるじゃないですか。仕事的にはこの『ユーフォニアム』が(平成)最後になるんです。だから一生忘れようがないですよね」としみじみ。「平成と令和をつなぐ……あ、令和と麗奈って似てないですか?(笑) 幸先がいいなと思っていたんですよ。思い出深い作品になります」と続けて笑いを起こした。
最後に挨拶を託された黒沢は、声を震わせながら「なんかわからないけど今、幸せです」と感無量。「今回から初めて入ってくれるキャストのみんなも『ユーフォ』が好きで来てくれて。アニメーションってすごくたくさんの人に支えられてできていて、本当に愛がないとこんなにきれいなフィルムってできないなと思いました」と言葉を絞り出す。「アニメって変わらないことが大きな支えになってたり、素敵なことだったりもするんですけど、『響け!ユーフォニアム』は変わっていく素敵さも伝えられるアニメーションだなと思います。3年生になって、もっともっともっと変わった久美子たちも見られたらと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と伝えると温かい拍手が贈られ、「……なんで泣いちゃったんだろー!」と恥ずかしそうに声を上げた。
「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」は全国で上映中。
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黒沢ともよ「響け!ユーフォニアム」涙の初日、2年生になった久美子に「幸せ」
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