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渡辺あゆのマンガを実写化した本作は、女子高生の西森葵と学校一のイケメン久我山柊聖が密かに同居していたところに、柊聖のいとこ・久我山玲苑が加わり3人での同居生活がスタートするさまを描いた物語。上白石が葵を演じ、杉野遥亮が柊聖役、横浜流星が玲苑役で出演した。
内澤が本作のために書き下ろした主題歌「ハッピーエンド」には、内澤とともに上白石も歌唱で参加している。MCから同曲が生まれた経緯を質問されると、上白石は「ちょっとお時間いただきます」と前置きし、「私がデビューしたての頃に初めて出演したショートフィルムの主題歌を担当していただいたんです」と内澤との出会いを回想。さらに上白石が2017年に初めて発表したオリジナルアルバムに収録された「ストーリーボード」も内澤が提供し、その際候補に挙がった曲の中に「ハッピーエンド」の原型となる曲があったという。上白石は「2年間この曲が忘れられませんでした。だから今回、誰にどんな曲を歌ってほしいか聞かれたときに『内澤さんの、あのときのあの曲をお願いします!』って言いました」と明かし、「曲への片思いがこの映画によって成就しました」とほほえんだ。
「ハッピーエンド」制作時に本作を鑑賞した内澤。「ある程度形にはなっていたんですが、映画の思いや、キスシーンがあると聞いていたので葵の思いも入れなきゃいけないと思っていました」と述べる。キスシーンについて上白石が「中2のときから知ってますからね……」と視線を向けると、内澤は「どんなやつとチューするんだと。これは黙ってられないと思って、観てから完成させました」と“親心”を覗かせ、観客を笑わせた。
完成した歌を上白石が「男性の内澤さんがどうしてこんなに乙女な歌詞が書けるんだろうって驚きました。この曲大好きです」と絶賛するも、内澤はレコーディング直前まで悩んだと語る。レコーディング当日を振り返り、内澤は「『だめだ だめだ』って歌うところで、レコーディングブースで僕ら男性3人が『ウッ!』て身もだえてました。歌でキュンキュンさせてもらいました」と述懐。上白石は「内澤さんもノッてきましたよね。ディレクションが『次、小悪魔でお願いします』とか『ツンデレください』とか(笑)」と述べた。
続けて、上白石と内澤は「ハッピーエンド」のアコースティックアレンジを生披露。上白石は歌唱前に「緊張しますね」と述べていたものの、歌い終わり観客から送られた盛大な拍手に安堵したような表情を浮かべた。ここで同曲が4月5日より配信リリースされることが発表されると、上白石は「本当に言いたかった! 『いつ聴けるんですか?』という声をたくさんいただいていて、そのたびにもどかしい思いをしていたんですが、やっと言えた……」とうれしそうに笑っていた。
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