劇場アニメーション「
本作は、テレビアニメ「天元突破グレンラガン」「キルラキル」でタッグを組んだ今石と中島による初の劇場長編作品。イベントではアニメーション制作を担当したTRIGGERのプロデューサー若林広海が司会を務めた。
松山と早乙女はアニメ好きながら「AnimeJapan」は初参戦。それぞれ「客として来たかったですね(笑)。熱気があって、もったいないことをしましたね」「向こう(客席後方のブース)が見えてウズウズしちゃいます」とステージから感想を語る。
2014年まで放送されていた「キルラキル」が終了してから約半年後に企画が始動し、制作に長期間が費やされてきた本作。「難産だった」という制作について中島は「お互い(今石と)手のうちがわかっているだけに、新しいものをどう作るか、今まで培ったものをどう出せるか、そのバランスに苦労しました」と説明する。今石も「過去最高に苦心した」と苦労を明かした。
主人公ガロ役の松山と宿敵リオ役の早乙女は、中島が座付作家を務める劇団☆新感線の舞台に参加した経験がある。「グレンラガン」「キルラキル」の大ファンだという松山は「仕事でくじけそうになったときに、『グレンラガン』のクライマックスに勇気をもらってました。その放送時にちょうど、かずきさんと初めて(舞台)『蒼の乱』でご一緒させてもらっていたんです。あのときは本当に助けられました」と述懐。中島も当時のことを「『グレンガラン』を観て本番に臨んでましたよね」と振り返った。
また早乙女は、新感線の公演中に本作の出演依頼を受けたそうで「楽屋の廊下でかずきさんに聞いて、二つ返事で出演を決意しました。このチームに入れることがすごくうれしかったですし、アニメの世界に入るということも、子供の頃からの憧れでした」と語る。
今石作品に初参加となるアイナ役の佐倉も、新感線のDVDや松山、早乙女が出演する舞台も観ていたといい、参加できる喜びを表明。そして“今石作品は大きい声を出した人が勝ち”という噂を聞いていたと明かして笑いを誘い、これにバリス役の稲田が「だから俺がいるんだ(笑)。今回も大きい声出してます」と返していた。
声優陣と俳優陣が入り混じってキャスティングされている本作。アフレコに関するトークでは、ガロの上司クレイ役を務めた
最後に今石は「実はまだ現場は追い込みの真っ最中。残り時間をすべて使って、最高のものを作ろうとがんばっています」と挨拶。そして松山は、「プロメア」のラフを観たときの印象を「今石さん、かずきさんの作品なんだなって感じました」と説明し、「それとはまた違う新しい要素も入ってるので楽しんでほしいです」とファンに語りかけた。
「プロメア」は、5月24日より全国ロードショー。
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