「
木城のマンガ「銃夢」を原作に、スクラップの中から拾われたサイボーグの少女アリータの戦いを描いた本作。華やかなブルーカーペットが敷かれた会場には、気温1度の寒さの中、約1000人のファンと世界各国の報道陣が集まった。日本から駆け付けた木城は映画の感想を「マンガの核心部分が、見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画にも反映されていたので非常にうれしかったです」とコメント。さらに日本のファンに向けて「素晴らしい映画になっているので、ぜひいい映画館で観てください。よろしくお願いします」とメッセージを送った。
キャメロンも「今日は、私の長い旅の終わりでもあり、また始まりでもあります」と感慨深げ。「木城さんと一緒に立つことができて光栄です。彼が『気に入った』と言ってくれたので安心しました。彼が満足であれば、私も満足です」と胸をなでおろす様子も。そして「最初に原作を読んだとき、主人公をとても好きになりました。私も娘を持つ父親ですが、彼女たちが感情移入できる、傷付きやすくても、強くて、知的で、温かな心を持ったキャラクターを描くことがゴールでした」と製作を振り返った。
ロドリゲスも木城が映画を気に入ったことを喜びつつ、「日本に行くのがとても楽しみで待ちきれません。日本でも木城さんに会いたい。僕は今、アリータの絵を描く練習をしているんです」と2月中旬に控える来日への期待を語る。サラザールは「アリータはキャメロンにとって娘のような存在だから、彼の私を見る目が父親みたいなの。それがとても誇らしい。さっき彼が私の手を取って『よくやったな』って言ってくれた。このことは一生忘れない」と決意の表情を見せた。
プレミアにはそのほかサイバー医師イド役の
「アリータ:バトル・エンジェル」は、2月22日より全国でロードショー。
関連記事
ローサ・サラザールの映画作品
リンク
- 「アリータ:バトル・エンジェル」公式サイト
- 「アリータ:バトル・エンジェル」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Ryohei KAWAI 川合亮平 @ryoheikawai
ロバート・ロドリゲス監督、2月中旬に来日するんですね。
面白そうな映画。
【イベントレポート】ジェームズ・キャメロンが「アリータ」完成に感慨、原作者・木城ゆきとも大絶賛 - 映画ナタリー https://t.co/vnhiqBirIL