ドラマ「
ドラマ版と映画版からなる本作は街の公園を舞台に、それぞれ柴犬を連れた中年男性3人がダラダラとしゃべるだけの会話劇。渋川が主人公の“あたるパパ”、大西が“じっちゃんパパ”、石本が“さちこパパ”を演じる。登壇した渋川が開口一番「こんばんワン!」と挨拶すると、佐藤は「何なのそれ? さっき(舞台袖で)10分ぐらい黙ってたけど、これだったのね?」とツッコみ、ほかのキャスト陣も「こんばんワン!」と挨拶していった。
続けてキャストたちは、ベンチに座って劇中さながらのゆるいテンポでトークを繰り広げる。渋川が本作のセリフについて「雑学は勉強になりましたね。知らなかった言葉があったりして」と述べると、大西も「ブリが成長の段階で5回名称が変わるとか、脈絡のない膨大なセリフをひたすら覚えていました」とうなずく。石本は「大西さんが難しいことを話して、それを理解するあたるパパ、『そうなんですか?』って聞いちゃうさちこパパみたいな感じで、いい関係性で撮影ができました」と振り返った。
渋川との共演シーンが多かった桜井は「以前にもご一緒させていただいたんですけど、すごく寡黙なイメージがあったんです。でも初日から(柴犬の)あたるくんが登場したところからの顔のほころび方がすごかった」と明かす。「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎を演じ、本作にも二郎として登場する佐藤は“柴犬もの”の先輩として矜持があるようで「この4人と同じ高さの椅子に座ってるのが納得いかない。3段ぐらい上の感じだよ」とこぼす。МCから先輩としてのアドバイスがあるかと問われた佐藤は「ないね」と即答。「誰かに怒られるかもしれないけど、犬は好きでも嫌いでもなく、興味がない」と断言し、キャストたちを笑わせた。
ここで登壇者たちは一度退場し、それぞれのパートナー犬を伴って再登場する。渋川はあたるをなでながら「本当の名前はキーくんって言います。僕もKEEって呼ばれてるんですけど」と紹介し、自身の脚の間に入りたがるあたるの様子に顔をほころばせた。大西がステージに寝そべる黒い毛並みのじっちゃんを見守りながら「なんと今妊娠してます。2週間後ぐらいに生まれるそうです」と明かすと会場から驚きの声が上がる。ベンチに上がって自由に振る舞うさちこをなでる石本は「本当に大好きなんで、去年のクリスマスイヴはさちこに会いに行きました。それぐらい、さちこロスになってます」と愛しくてたまらない様子を見せた。
犬たちとともにマスコミ向けの写真撮影に応じたあと、渋川は「ちょっとずつ盛り上げていくので、映画版のときには『カメラを止めるな!』を超えようかなと」とジョークを飛ばす。続けて「いい作品なので楽しんでちょっとずつ応援してください。この子たちがかわいいので」とあたるを見やり、イベントを締めくくった。
「柴公園」ドラマ版は本日23時よりテレビ神奈川ほかで放送。映画版は6月14日に全国で公開される。
※記事初出時、内容に誤りがありました。お詫びして訂正します。
ドラマ「柴公園」
テレビ神奈川 2019年1月10日(木)放送スタート 毎週木曜 23:00~
※全国12局以上で放送
※動画は現在非公開です。
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- 「柴公園」公式サイト
- ドラマ「柴公園」予告
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佐藤二朗「柴公園」キャストへの助言は「ないね」、渋川清彦は「こんばんワン!」(写真31枚) - 映画ナタリー https://t.co/kihY1j6Eaz