尾野真千子が連続ドラマWで主演、「孤独を演じるのだと、胸が痛くなりました」

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尾野真千子が、「連続ドラマW 絶叫」で主演を務めることがわかった。

尾野真千子

尾野真千子

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葉真中顕の小説をドラマ「救命病棟24時」シリーズの水田成英が実写化した本作。借金を抱えた父親の失踪をはじめとして、さまざまな不幸に見舞われた主人公・鈴木陽子が、生きるために保険金殺人に手を染めていくさまが描かれる。

尾野は「孤独を演じるのだと、ひとりぼっちを演じるのだと、胸が痛くなりました」と本作に出演する心境を明かす。そして葉真中は「送られてきた脚本は鳥肌が立つほど完成度が高く、主演は尾野真千子さんだという。もう期待しかない」と自作の映像化を喜び、水田は「人はどんな状況にあっても、最期の瞬間にやっぱり『生きたい』と心の底から叫ぶものかもしれない。動物的に。その『絶叫』の瞬間をしっかりと捉えていきたいと思う」とコメントしている。

「連続ドラマW 絶叫」は、3月24日よりWOWOWプライムにて放送スタート。

連続ドラマW 絶叫

WOWOWプライム 2019年3月24日(日)放送スタート 毎週日曜 22:00~
※全4話。第1話のみ無料放送

尾野真千子 コメント

孤独を演じるのだと、ひとりぼっちを演じるのだと、胸が痛くなりました。それでも何か1つでもその女性に共感できるものを探しながら関わってくださる皆さんと楽しく撮影できたらなと思います!

葉真中顕さん コメント

実は我が家は20年以上前のアナログ時代からWOWOWに加入している。ずっと親しんできたそのWOWOWで自作が映像化されるなんて、僥倖のひと言だ。しかも送られてきた脚本は鳥肌が立つほど完成度が高く、主演は尾野真千子さんだという。もう期待しかない。イチ視聴者としてただひたすら楽しみだ。

水田成英 コメント

「絶叫」の連続ドラマでの映像化について

ごく普通の一人の女がほんの些細な出来事をきっかけに、稀代の悪女へと変わり果てる。原作を読んで、女の変貌していく様、そのスピード感にまずは惹きつけられた。そして、この女を悪の道に絡めとる一人の男。この男の冷たい目を撮りたいと思った。二人のいびつな愛情を撮りたいと思った。人はどんな状況にあっても、最期の瞬間にやっぱり「生きたい」と心の底から叫ぶものかもしれない。動物的に。その「絶叫」の瞬間をしっかりと捉えていきたいと思う。

原作や尾野真千子、「連続ドラマW」初監督に対する思い

尾野真千子さんとは、何度かご一緒しているが、原作を読んだ瞬間「ああ、“陽子”は尾野真千子だ」と思った。読んでいるときは、尾野さんが演じる陽子で脳内再生されていた。だがきっと、現場では私の想像など飛び越えてくるのだろう。「連続ドラマW」での初監督で、この原作とキャスト……この上ない舞台を用意してくださったことに感謝すると共に、今からクランクインがとても楽しみである。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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