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綾野剛が海外初進出!中国映画「破陣子」に主演、共演はソン・ジア

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左から綾野剛、ドン・ティエンイー。

左から綾野剛、ドン・ティエンイー。

綾野剛が、中国映画「破陣子(はじんし)」にて単独主演を務めるとわかった。

「破陣子」は、中国の不条理コメディ舞台を映画化したもの。壇ノ浦の戦いで海に飛び込み、南宋国境内の村・白虎蕩の海岸にたどり着いた日本の貴族と、南宋の女性の悲恋を描き出す。綾野は、地元村民に救助され平安(ピンアン)という名を与えられた主人公の日本人役として、中国語のセリフに挑む。そして主人公と恋に落ちるヒロイン役で、「レッドクリフ」シリーズのソン・ジアが出演。本作は舞台劇制作会社JOYWAYが手がける“荒唐3部曲”のうちの1つであり、舞台版の脚本家でもあるドン・ティエンイーが映画の監督と脚本を担当する。

日中合作ではなく中国製作の映画で、日本人男優が単独主演を務めるのは今回が初。また本作で海外初進出を果たす綾野は、出演を決めた理由を「脚本自体が素晴らしく取り扱うテーマが奥深いのはもちろん、登場人物の心の襞(ひだ)が豊富且つ繊細で、また、演じる平安については、心の機微の揺れに惹かれた」と語る。また「人気の舞台劇から映画化した作品に出演するのは初めてです。ソン・ジアさんはじめ中国キャスト・スタッフの皆さんと共に、平安を生きる上で確かな化学反応を起こしたい。俳優は絶えず自分との挑戦、このような複雑な役を生きる事は、私の役者人生において豊かな時間になります」とコメント。以前から中国文化に興味を持っていたという綾野は「日本人として中国の映画で主演を担えるのは、大変光栄です。映画の中で自分自身の愛情や想いを表現し、大勢の方々にこの映画を通じて両国の文化を理解して頂きたいです。そして、良い映画作りを通して、日中文化交流に少しでも貢献できれば幸いです」とも話している。

なお監督のドン・ティエンイーは、綾野の抜擢理由を「綾野剛さんの作品を観ると毎回人間が変わっているように見える。彼の演技は真実味があり変化に富んでいる、紛れもなく我々が求めていた役者でした」と説明した。

「破陣子」は本日12月10日にクランクインし、2019年に中国全土で公開される予定。

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