11月29日に94歳で死去した
NHK連続テレビ小説「おしん」やドラマ「3年B組金八先生」、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」シリーズの小島キミ役で知られる赤木。2013年に公開された森崎東の監督作「
祭壇には赤木が好きだったトルコ桔梗をはじめ、紫綬褒章、勲四等宝冠章、舞台「佐渡島他吉の生涯」で森繁久彌と共演したときの写真が飾られた。また棺の上には、映画界に入った頃より目をかけてもらっていた片岡千恵蔵、東京へ活躍の場を移すきっかけとなった森繁、そして戦時中に慰問先へ向かうトラックで出会った“心友”森光子という、赤木にとってかけがえのない存在であった3名から贈られた楽屋のれんも。
約500人が参列した本日の告別式。会場には、赤木が出演した「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」のテーマ曲や「3年B組金八先生」の主題歌「贈る言葉」が流れ、彼女をしのびに来た人々を迎える。葬儀委員長は「渡る世間は鬼ばかり」のプロデューサー・石井ふく子が務め、同作の脚本を担当してきた橋田壽賀子の弔辞を代読。続いて
囲み取材には「渡る世間は鬼ばかり」で赤木と共演経験のある
舞台「三婆」で赤木と共演した
赤木の棺には、孫からの手紙や知人が作った雛人形、孫と犬の写真、森とおそろいの楽屋着、そして晩年は食べることができなかったという好物のせんべいが入れられた。そんな棺を、顔に悲しみを浮かべた角野、
喪主は赤木の長女・野杁泉の夫であり、オフィスのいりの社長である野杁和俊が担当。彼は「『ドラマや映画は何千人が関わってできている。愛を持って接すれば、必ず返って来る』と教わりました。その心を大切にして、家族で生きていきたいと思います」と、赤木から学んだ考えを家族で受け継いでいくことを表明した。
※森崎東、川崎麻世の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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