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前科7犯、借金50億…AVの帝王・村西とおるのドキュメンタリー特報、プレミア実施

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AV監督・村西とおるのドキュメンタリー「M/村西とおる狂熱の日々」が完成。YouTubeにて特報映像が公開され、ティザービジュアルも到着した。

片嶋一貴が監督した本作は、前科7犯、借金50億円、米国司法当局から懲役370年を求刑された“AVの帝王”こと村西の、不屈の精神に迫るドキュメンタリー。「人間とは、生きるとは、死とは」という根源的テーマを、エロティシズムを追いかけることで突き詰めようとする村西の姿を映し出す。1996年に北海道で「北の国から 愛の旅路」を撮影していた当時の映像と、2017年の映像によって構成され、片岡鶴太郎西原理恵子、高須克弥、玉袋筋太郎、松原隆一郎、宮台真司も登場。特報映像では、現在の村西のインタビュー映像や過去の撮影風景、「やっぱりね、今に見てろと」と言う村西の言葉が確認できる。

本作の東京プレミアが10月12日に東京・なかのZEROにて開催決定。村西と片嶋、作家の西村賢太が登壇する同イベントのチケットは、明日9月13日の10時にローソンチケットにて発売される。

この発表にあたり、村西からコメントが到着。映画の完成について「お待たせいたしました、お待たせしすぎたかもしれません」と話したほか、22年前の自身について「4年前に50億円の負債を抱えて倒産し、ニッチもサッチもいかない状況に追い込まれていました。しかし、『このまま終わってたまるか』との思いもありました。倒産して味わった屈辱の日々が、『今に見ていろ』の闘志を掻き立てたのです」と語っている。

村西とおる コメント

お待たせいたしました、お待たせしすぎたかもしれません。
本作品は今から22年前の1996年7月20日から8月3日までの2週間、北海道で行った撮影の日々を収録したドキュメンタリーです。収録映像はベータテープ120本にも及ぶ膨大な量でした。撮影当時の私は、まさしく「火の車」状態にありました。4年前に50億円の負債を抱えて倒産し、ニッチもサッチもいかない状況に追い込まれていました。しかし、「このまま終わってたまるか」との思いもありました。倒産して味わった屈辱の日々が、「今に見ていろ」の闘志を掻き立てたのです。
北海道の短い夏が大好きです。散る花の儚さにも似て、7月20日から月末までのたった10日間の短い季節の命のいぶきに魅せられます。本作にはそんな美しい北海道の夏の知床五湖を訪ね、収録したシーンがあります。この世で見たものの中で我を忘れるほどに最も美しい景色でした。一行が函館空港に降り立った時はアトランタオリンピックが開催された翌日のことでした。ようやく撮影の全日程を終えて、釧路空港から機上の人となって新聞を開くと、奇しくもその日はオリンピックの最終日でした。短い夏とともにオリンピックも終わりを迎えた、今となっては「夢、幻のごとき」22年前の出来事です。

「M/村西とおる狂熱の日々」東京プレミア

2018年10月12日(金)東京都 なかのZERO 西館小ホール
開場 18:30 / 開映 19:00
<登壇者>
村西とおる / 西村賢太 / 片嶋一貴
料金:前売り券 3000円 / 当日券 3500円

(c)2018 M PROJECT

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