連続ドラマ「dele」の完成披露試写会が本日7月21日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの
「ストレイヤーズ・クロニクル」の原作者・本多孝好が原案やパイロット脚本を担当し、「グラスホッパー」の監督・瀧本智行や脚本家・青島武らがスタッフに名を連ねる本作は、死者が残した“デジタル遺品”を巡る物語。原因不明の難病で下半身の麻痺が進行し、車椅子の生活を送るプログラマー坂上圭司を山田、想像のつかない過去を隠し持つ真柴祐太郎を菅田が演じる。
「もう頭のいい役はやらない。大変」といきなりぼやいた山田に、菅田は「あの台本のセリフ量を見てほしいくらいですよね。僕は聞いてるだけでしたけど」とうなずく。続けて菅田は「デジタルのことって僕もそこまで詳しくないので、祐太郎と重なる部分がありました。最初に台本を読んだときは、これからは遺留品が物だけじゃなくてデータになるんだって衝撃でしたね」と作品を語った。
共演した感想をそれぞれ問われると、山田は「かわいかったです。愛嬌の塊じゃないですか、菅田将暉」と即答。「いやいや、『孝之ー!』って呼ばれる山田さんも愛嬌の塊ですから」とすかさず返した菅田に、山田は「もう35になるんですけど……」とつぶやいて笑いを誘う。同じ質問に菅田は「本当に実在してるかどうかもよくわからない、それこそデータのような方じゃないですか。でもずっと2人だったんで、普通の会話をして人間味を感じました」と答え、「あと、山田さんが24時より前のドラマに出てるってことが新鮮でしたね(笑)」と振り返った。
中盤には、試写会後に観客がツイートした感想を2人が読み上げ、お気に入りのものを1つずつ選出するコーナーも。「数列後ろで菅田山田ご本人が観ていることも忘れてしまうくらい面白かった!」というツイートに対して、客席で観客と一緒に第1話を鑑賞していた2人は「あざーす!」「ナイスツイート!」と大喜び。その後、両名が選んだお気に入りのツイートをした観客へ向けて、2人からサイン入りポスターとグッズが進呈された。
最後に、デジタル遺品を消す仕事を請け負う圭司と祐太郎にちなんで「消したいものは何か」という質問が。菅田が「音楽もやっているので、歌詞を書いているんですけど、曲になる前のものはほとんどポエムなんで。それはちょっと……」と言葉を濁す一方で、山田は「私は無責任なので、死んだあとは知らん!」と力強く言い切り「ずるくない? それ」と菅田にツッコまれていた。
「dele」は7月27日よりテレビ朝日系で放送スタート。毎週金曜日の23時15分よりオンエアされる。なお、本作の撮影現場を追ったスペシャル動画「dele.DOCUMENT」が、動画配信サービス・ビデオパスにて独占配信中。
関連記事
山田孝之の映画作品
リンク
- 金曜ナイトドラマ|dele(ディーリー)|テレビ朝日
- 菅田山田 (@sudayamada) | Twitter
- 山田菅田 (@yamadasuda) | Instagram
- ビデオパス
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
禅 @zen0602
【イベントレポート】「dele」山田孝之、菅田将暉に「愛嬌の塊」と言われ「35になるんですけど…」(写真18枚) - 映画ナタリー https://t.co/Jwv2mEFPH7
将暉くんが35歳になったときのことをちょっと想像してしまった(*´艸`)