土屋太鳳ら「チア☆ダン」メンバーが結束見せつける「自分たちらしいROCKETSを」

テレビドラマ「チア☆ダン」の特別試写会が本日7月6日に東京・ヒューリックホール東京で行われ、主演の土屋太鳳らキャスト15名が舞台挨拶に登壇した。

本作は、広瀬すずが主演を務めた映画「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」の9年後を描く物語。幼い頃に強豪チアダンス部“JETS”に憧れを持ったものの、勉強も部活も中途半端な高校に入学してしまった主人公・藤谷わかばを土屋が演じる。舞台挨拶には土屋のほか、石井杏奈（E-girls）、佐久間由衣、山本舞香、朝比奈彩、大友花恋、箭内夢菜、志田彩良、伊原六花、足立佳奈、清水尋也、新木優子、木下ほうか、阿川佐和子、オダギリジョーが出席した。

ただ今撮影真っ最中ということで、土屋は「みんなそれぞれ違うペースで仕事をしている中、協力しながら全力で練習しています！」と報告。本作はTBS系で金曜22時開始の「金曜ドラマ」枠で放送されるため、「わかばみたいな学生にとっては部活だったり模試だったり大事なことの準備をする時間帯。そんな方々に少しでも元気や勇気を届けられたら」と意気込む。チアダンス部“ROCKETS”のチームワークを尋ねられると「最高です！」と即答し、「ただ仲良くするだけじゃなく、まっすぐな気持ちでちゃんと向き合って、限られた時間の中で自分たちらしくROCKETSを作っていけたらと思っています。みんな大好きです！」と声高らかに語った。

石井は「カットがかかった瞬間から、またみんなで踊りだしたり。常に汗をいっぱいかいています。あと手遊びをしたり……」と明かし、土屋と一緒に現場の様子を再現。チームメンバーのにぎやかさをうかがわせる。ギャップがある性格だとメンバーから指摘された佐久間は「みんなに巻き込まれながら崩壊していってます（笑）」とほほえんだ。一方でチーム最年長である朝比奈が「次で25歳になります」と明かすと、仲の良い山本から「四捨五入したら何歳だっけ？とかいつもいじってるよね（笑）」とからかわれるなど、メンバーは和気あいあいとトークを繰り広げていく。

ROCKETSの魅力に関する質問には、なぜか野球部員役の清水が「僕を筆頭にダンスをがんばって、すごくいいチームワークを築くことができて……」とすらすら答えて、チアダンスのメンバーからブーイングを受けることに。気を取り直して大友が「仲がいいのはもちろん、みんな経験してきたことが違う人たちが集まっている。例えば六花ちゃんは（大阪府立登美丘高等学校ダンス部で）バブリーダンスをやっていたり、杏奈ちゃんはE-girlsで活躍していたり。それぞれのいいところを持ち寄って1つのチームを作っているところが魅力です」と答えると、登壇者と観客から大きな拍手が湧いた。

またオダギリは本作で学園ドラマの教師役に初挑戦。「柄でもないというか。自分でも驚いてます」と打ち明けつつ、チアダンスに励む彼女たちに胸打たれているようで「がんばる人たちを見るのが気持ちいいと思う世代になってきました」と述べ、阿川や木下らの共感を誘った。

「チア☆ダン」は7月13日よりTBS系で放送開始。