山田杏奈と上杉柊平が“被害者と誘拐犯”に、実写ドラマ「幸色のワンルーム」出演

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「ミスミソウ」の山田杏奈と「リバーズ・エッジ」の上杉柊平が、はくりによるマンガをもとにした実写ドラマ「幸色のワンルーム」に出演することがわかった。

ドラマ「幸色のワンルーム」より山田杏奈演じる幸(右)と上杉柊平演じるお兄さん(左)。

ドラマ「幸色のワンルーム」より山田杏奈演じる幸(右)と上杉柊平演じるお兄さん(左)。

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はくりによるイラスト。 (c)Hakuri/SQUARE ENIX

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ガンガンpixivで連載中の「幸色のワンルーム」は、両親と同級生から虐げられ行き場を失った14歳の少女が、マスク姿の男に誘拐されることから始まる作品。誘拐犯の“お兄さん”に幸と名付けられた少女は、生まれて初めて幸せを知っていく。本田隆一と玉澤恭平が監督を務め、そのほかキャストに戸塚純貴清水伸、わたなべ麻衣、赤座美代子大西信満らが並んだ。

ドラマ「幸色のワンルーム」

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本作でドラマ初主演を飾る幸役の山田は「お芝居で意識しているのは幸の二面性。表面のすごく明るいところと、闇を抱えた本心のところというのを意識して演じ分けているので、そこを見ていただけると嬉しいです」とコメント。お兄さん役の上杉は自身の髪を役柄に合わせ銀髪にしたことを「本当に痛かったんですよ……」と振り返り、「ちょっとしたことですぐ壊れてしまうような関係の中で暮らすふたり……そういうものって、アクションものよりも個人的にはずっとずっとスリルがあると思っているので、僕も演じながらいつもドキドキしています」と語った。

ドラマ「幸色のワンルーム」はテレビ朝日にて7月7日深夜より、ABCテレビにて7月8日より放送スタート。

※記事初出時、テレビ朝日でのオンエア情報を掲載していましたが、放送が未定になりました。

ドラマ「幸色のワンルーム」

テレビ朝日 2018年7月7日(土)スタート 毎週土曜 26:30~
ABCテレビ 2018年7月8日(日)スタート 毎週日曜 23:35~
※時間変更の場合あり
※そのほか地域でも放送予定

山田杏奈 コメント

山田杏奈演じる幸。

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ドラマ化の話を聞いて

マネージャーさんと一緒にご飯を食べているときに急に言われました(笑)。すごくびっくりしましたし、ドラマでの主演が初めてということもあって「私で良いのかな……」とも思ったんですけど、でもとても嬉しかったです。

原作について

元々、作品のことは知っていたので、タイトルを聞いて「あの作品なんだ!」と思いました。身近で起こってもおかしくないようなお話だと思います。幸という、色々あって背負うものが多い女の子と、特殊な環境で生きてきたお兄さん……そういうある意味「普通とは違う」2人が築いていく人間関係を描いた物語で、新しいなと思いました。
いつも原作を現場に持っていきます。シーン撮影の前にそのシーンの部分を読んでから演技をするようにしているんです。表情も原作を見てそれを再現できるように意識してやっています。マンガなので、たまに「こんな顔出来るかな!?」というのもあるんですけど、“人間の限界”に挑戦して頑張っています(笑)。

はくりと会ったときのエピソード

衣装合わせのときに初めてお会いしました。私はすごく緊張したんですけど、制服姿を見てもらったら「本当に、“幸”ですね」と言ってくださって、とても嬉しかったです。
お兄さんとのワンルームのシーンの撮影現場にも来てくださって、そのときに「本当に“幸とお兄さん”って感じですね」と仰ったんですね。それで「ああこれで良いんだ」とすごく安心しましたし、これからもっともっと勉強して“幸”を深めていこう、
と思いました。

視聴者へのメッセージ

お芝居で意識しているのは幸の二面性。表面のすごく明るいところと、闇を抱えた本心のところというのを意識して演じ分けているので、そこを見ていただけると嬉しいです。作品としては、誘拐犯と被害者である2人の依存関係、それがどう変化していくのか、そして2人の建前と本音があって、それが時間とともに少しずつ変わっていく……そこが魅力的な作品だと思うので、そういった部分を楽しんでいただけたらと思います。

上杉柊平 コメント

上杉柊平演じるお兄さん。

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ドラマ化の話を聞いて

素直に嬉しかったです。それが一番大きかったです。原作を読んで、幸とお兄さんがメインの2人で、その1人が自分だということ、僕がそういう風にかかわらせていただけること、誰かと一対一で演じられること、たくさん芝居をさせてもらえること……そういうことを考えてすごくワクワクしました。

原作について

原作者の方の想い、原作のファンの方々の強い想いがあって、それがあったからこそ実写化という話が出て、そして僕たちが演じさせて頂く。原作について、そういった方々が良いと思ったところ、好きだと思ったところ、それを実写という形にすることが僕たちの仕事だと思っているんですね。だからそういう方々の想いを裏切りたくないというのが、大前提にあります。

自身の髪を銀髪にしたことについて

僕、今26歳で、人生で初めて髪を染めたんですが、本当に痛かったんですよ……。今は街で金髪の方を見ると尊敬します。初日は5時間かかってブリーチを3回して、それでも綺麗な銀色にならなくて、そのあと2回ブリーチして染髪しています。ウィッグにするという案もいただいたのですが、やはり自分の髪を染める方が馴染みますよね。観てくださる方が画面を観ていて一瞬でもウィッグに気をとられるようであってはいけないと思いますし、そういった可能性があるのなら、自分の髪でやらせて頂いた方が良いと思いました。しかも僕くせ毛なので、毎朝メイクさんにストレートに伸ばしてもらってるんですよね。銀髪も、ストレートも、自分ではかなり新鮮です。染めてからは、毎朝起きて鏡を見るたびに「誰だ!」と思ってびっくりしてるんですけど(笑)、最近ようやく見慣れてきたかな。

視聴者へのメッセージ

みどころは幸とお兄さんの関係そのものです。シーンが進むごとにその関係が変わっていく。家族だったり恋人だったりではない、年齢の上下も関係ない、そんな中で人と人との関係が動いていく様は、僕自身、興味深いと思っています。「誘拐犯」と「誘拐された女の子」という、繊細で危なっかしい綱渡りのような、ちょっとしたことですぐ壊れてしまうような関係の中で暮らすふたり……そういうものって、アクションものよりも個人的にはずっとずっとスリルがあると思っているので、僕も演じながらいつもドキドキしています。そういうところに注目して観ていただければと思います。

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(c)はくり/SQUARE ENIX・ABC TV

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