本日4月23日、Netflixオリジナルシリーズ「13の理由」の来日スペシャルイベントがTOHOシネマズ 日本橋にて開催され、キャストの
ジェイ・アッシャーの同名小説を映像化した本作。女子高生ハンナ・ベイカーが謎の自殺を遂げたあと、同級生クレイ・ジェンセンのもとにハンナが生前に録音した7本のカセットテープが届く。そこに彼女が自ら死を選んだ“13の理由”が録音されていたことから、物語が展開していく。
客席に自分の顔がプリントされたお面を見つけて喜んだクレイ役のミネットは「とてもとても美しい街で、今回の滞在を楽しんでいます」と挨拶。ハンナの元友人で事件の鍵を握るジェシカ役のボーは「以前から日本に来たいと思っていたので夢が叶ったような気持ちでわくわくしています」、ヨーキーは「やっと日本に来れてうれしいです。一番クールなエンタテインメントは日本のものですし、日本の若者が世界一クールだと思います」とそれぞれ喜びを伝えた。
一気見する視聴者が多いという本作の魅力を問われたミネットは「自分たちの姿がそのまま誠実な形で描かれている作品が少ないし、自分の置かれている環境を投影して、感情移入できるからではないでしょうか」と語る。撮影現場の雰囲気についてボーは「みんながすぐに家族のようになった。扱っている題材ゆえ、関わってるみんなが自分の弱いところをさらけ出さなければならないし、信頼関係が必要だった。100%お互いを受け入れて、安心して臨むことができました」と述懐した。
イベントにはゲストとして、
現在、SNSで流行している「#高校生の自分に教えたいこと」を質問されたミネットは「非理性的な自分の行動や言葉が思わぬふうに受け入れられてしまうかも。周りの人のことを考えて行動したり言葉を発するべきだと思う」と話し、「別に僕がいじわるだったわけじゃないよ」と続けて客席を和ませた。ボーは「孤独を感じてもいいし、自分自身と過ごすことで自分を知ることができる。本や映画がベストフレンドになることもある。友達は自分という人間を形作る一助になるから、自分の気持ちを上げてくれる人々と一緒にいるべきだと思う」と語る。
ヨーキーは「みんながパーティを楽しんでいる間、幾晩も自分の部屋で大きな音で音楽を聞きながら芝居を書いていた」と振り返り、「3つのことを言いたい。人気者でなくても全然構わないよということ、パーティで本当に楽しめる人はあまりいないということ、将来的には東京に来て自分の番組を気に入ってくれる多くの人たちに会うことができるよ」と話して、大きな拍手に包まれた。
「13の理由」はNetflixにて独占配信中。シーズン2は現在製作中。
ディラン・ミネットの映画作品
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- 13の理由 | Netflix
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