本作はプロ棋士・瀬川晶司の自伝的小説をもとにした人間ドラマ。“26歳の誕生日を迎えるまでに四段に昇格できない者は退会”という新進棋士奨励会の規定により将棋の道を絶たれた主人公・晶司が、挫折を乗り越えて再びプロ棋士を目指す。晶司の親友であり最大のライバル・鈴木悠野役で
今回発表された12名のキャストのうち7名は、晶司と苦楽をともにする奨励会員を演じる俳優たち。新藤和正役で
妻夫木は「豊田監督にオファーを頂けたことが何より嬉しかったです。また、原作の瀬川さんと同じ高校ということも、勝手ながら運命的なものを感じていました」とコメント。松は「かかわった全ての人が熱い想いで作ったこの映画の成功を、心から祈っています」と述べている。
YouTubeでは特報映像が公開中。35歳のサラリーマンになった晶司が、マスコミが見守る中対局を行うシーンなどが切り取られている。
「泣き虫しょったんの奇跡」は2018年秋に全国でロードショー。
妻夫木聡 コメント
オファーを受けたときの感想
豊田監督にオファーを頂けたことが何より嬉しかったです。
また、原作の瀬川さんと同じ高校ということも、勝手ながら運命的なものを感じていました。
撮影中、印象に残ったこと
次第に精神が病んでいく役柄だったのですが、豊田監督の繊細な演出が印象的でした。
人物の心理や情景をとても細かくみてらっしゃるんだなぁと実感しました。
あと、僕は出演者の中でたぶん一番将棋が下手でした。
染谷くんと将棋最弱王決定戦なるものをやったのですが決着がつかなかったので今度じゃんけんしておきます。
永山絢斗 コメント
オファーを受けたときの感想
豊田監督が「将棋」の映画を撮ると聞いてこの上なく高揚したのを覚えています。自分は幸福者だなぁと思えた日々でしたし、大好きな作品になりました。
染谷将太 コメント
オファーを受けたときの感想
中学の時から憧れていた豊田さんの世界。そこに招き入れて下さったことに感謝しています。そして、こんなに将棋映画に関われることに驚きです。
撮影中、印象に残ったこと
黙々と撮影を進めると同時に、皆さん黙々と将棋を指し続けていました。自分はいっこうに強くなれませんでした。
松たか子 コメント
「ナイン・ソウルズ」に1シーンだけ出演して以来、豊田監督の新作に再び声をかけていただき、断る理由は何もなく、出演される「おとな」の皆さんとは全く出会わない役柄でしたが、でも出会えていることを信じて演じたつもりです。
現場では、瀬川さんもいらっしゃったので、ご本人の前で、影響を与えた先生でいるのは、とても緊張しましたが、しょったんはもちろん、生徒のみんなと目線をあわせてあげられたら、と思っていました。
かかわった全ての人が熱い想いで作ったこの映画の成功を、心から祈っています。
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