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アニメ版「スターシップ・トゥルーパーズ」荒牧伸志と松本勝が制作の裏側明かす

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「スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット」Perspectivesの様子。左から松本勝、荒牧伸志、臼井伸二。

「スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット」Perspectivesの様子。左から松本勝、荒牧伸志、臼井伸二。

スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット」のトークイベントが1月27日、東京・アップル銀座で開催され、共同監督を務めた荒牧伸志松本勝、コンセプトアーティストの臼井伸二が登壇した。

フルCGアニメとなる本作は、知能を持った昆虫型生命体バグと地球連邦軍の戦いを描くSFアクション。ポール・ヴァーホーヴェンが監督した1作目と同様、ジョニー・リコ役をキャスパー・ヴァン・ディーンが担当し、エド・ニューマイヤーが脚本を手がけた。

2012年に公開されたCGアニメ「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」でも監督を務めた荒牧は「2015年の頭に、ソニーのプロデューサーから『前の作品の続きを作らないか?』という話があり、始めました。前作の興行収入がよかったのと、エドが『インベンション』を観て『またやろうよ』と言ったからだと思います」と制作の経緯を語る。松本は「前作はパワードスーツ“マローダー”等もありましたが、今回はクオリティをアップしていきました。メカの面白さを膨らませようと考えました。従来だと肩の可動域が狭くなりますが、そこを薄くしてランチャーを付けるなどしています」、臼井は「脚本には映画の舞台となる火星など、キーワード的要素や情報があるので、聞きつつ膨らませていきました」と振り返る。

絵コンテに関して荒牧は「1枚の紙に4、5コマの絵が描かれ、脇にショットの内容を文字で表します。全部で1300ショット程度、400ぺージになりました。映像としての設計図です。松本さんはきっちり書くけれど、僕はいい加減です」と笑いながらコメント。続けて「臼井さんがアイデアを100出してくれても、使われるのは10から20ぐらいです。エドやプロデューサーが出したのも却下でした。ただ、大量にバグを登場させるなど、当初からやりたかったことは守れるように考えました」と裏側を語る。

制作にモーションキャプチャが使用されている本作。荒牧は「アメリカから俳優を呼んで200時間ぐらい撮影を行いました。黒い“モジモジくん”のような衣装を着て、身体に光るマーカーを付け、カメラ30~40台の前で動いてもらいました」と撮影の様子を明かす。「CGで映像を作る作業は派手なようですが、実は泥臭くて地味です」と言う松本は、「バグが大量にやってくるシーンはワンシーンに1日から2日かかっていますから」と苦労を述べた。

「スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット」は2月10日より公開。2月3日には、東京・新宿ピカデリーでオールナイト上映イベントが行われる。

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