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到着した2枚の写真は、エイリアンの姿を捉えたもの。正面を向いてこちらをにらみつけているような姿と、這いつくばって液体を垂らしている姿が収められた。1作目「エイリアン」のデザインについてスコットは、スイス人の画家H・R・ギーガーの画集を見た際に「これだ」と思う絵を見つけたことを明かし、「『映画用にデザインを頼もう』というスタジオの反対をはねつけ、私は『これしかない』と一歩も引かなかった。このデザインしかない、難しくても権利を取ってくれとね」とその出会いを振り返る。
スコットは本作での狙いを、「より大きな“エイリアンの神話”に豊かで深い層を加える新たな洞察を働かせるとともに、常に危険と恐怖がつきまとう不吉な雰囲気を再現することだった。このアプローチは、ストーリーテリングを新鮮に驚きに満ちたものにするために必要だった」と吐露。さらに、「いつまでもモンスターに廊下を追いかけられるシーンを続けることはできない。退屈してしまうからね」と述べている。
さらに、本作で初登場する危険な生命体“ネオモーフ”を考え出したスコットは、「ネオモーフのデザインは飽きられず、ずっと残るものにしたいと思った。ある意味“エイリアンの第一世代”だが、人間の生物形態を加え、組み合わせて結び付ける必要があった」と話す。本作で最初にネオモーフと出会うカリンを演じた
「エイリアン:コヴェナント」は9月15日より全国ロードショー。
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