ナチスから逃れスイスへ、子供9人の脱出劇描く「少女ファニーと運命の旅」予告編

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ジャック・ドワイヨンの娘ローラ・ドワイヨンが監督を務めた「少女ファニーと運命の旅」の予告編が、YouTubeにて公開。あわせて主人公ファニーのモデルとなったファニー・ベン=アミのコメントも到着した。

「少女ファニーと運命の旅」

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第2次世界大戦中、ナチスドイツの支配下にあったフランスで実際に起きた出来事をもとにした本作。13歳のユダヤ人少女ファニーをリーダーに、子供たち9人だけでナチスから逃れスイスの国境を目指す姿が描かれる。新人レオニー・スーショーがファニーを演じた。予告編は児童施設に匿われた3姉妹の長女ファニーが母親に手紙をしたためる場面から幕を開ける。その後、施設がドイツ軍に見つかり雰囲気が一変。「もう助けてくれる大人はいない。私たちだけよ」と周りを鼓舞するファニーや、山の裾野を懸命に駆ける子供たちの姿などが切り取られた。

ベン=アミは「監督は私の心情をよく捉えてくれていると思います。戦争を始める前に、一番の被害者となる子供についてよく考えるべきです。結局、大人の決断によって、もっとも苦しめられるのは彼らなのですから」とコメントを寄せている。

「少女ファニーと運命の旅」は、8月11日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

ファニー・ベン=アミ コメント

当時の時勢や実際の出来事を、うまく反映しています。映画として、とてもよくできた作品だと感じましたし、監督は私の心情をよく捉えてくれていると思います。戦争を始める前に、一番の被害者となる子供についてよく考えるべきです。結局、大人の決断によって、もっとも苦しめられるのは彼らなのですから。

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(c)ORIGAMI FILMS / BEE FILMS / DAVIS FILMS / SCOPE PICTURES / FRANCE 2 CINEMA / CINEMA RHONE-ALPES / CE QUI ME MEUT - 2015

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ONODERA Akira @TWDera

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