鈴木清順が93歳で逝去、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」などを監督

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映画監督の鈴木清順が、2月13日19時32分、慢性閉塞性肺疾患のため東京都内の病院で亡くなったと配給会社・日活より本日2月22日に発表された。93歳だった。

鈴木清順 (写真提供:Starstock / Photoshot / ゼータ イメージ)

鈴木清順 (写真提供:Starstock / Photoshot / ゼータ イメージ)

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葬儀、告別式は近親者のみで執り行われた。偲ぶ会については、故人の強い遺志により予定されていないとのこと。

鈴木は1923年、東京都生まれ。松竹大船撮影所を経て、1954年に日活撮影所へ移籍し、1956年に「港の乾杯・勝利をわが手に」で監督デビューを飾る。1980年の「ツィゴイネルワイゼン」は国内外で高い評価を受け、ベルリン国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。その後、同作に続いて「陽炎座」「夢二」を発表し、“大正浪漫三部作”を完成させた。遺作となった2005年公開作「オペレッタ狸御殿」は、第58回カンヌ国際映画祭で栄誉上映特別招待作品として選出された。

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千街晶之 @sengaiakiyuki

鈴木清順が93歳で逝去、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」などを監督:映画ナタリー https://t.co/YJztz594rG 『陽炎座』の浮かんできた大量の鬼灯で水面が覆われるシーンで最後に大楠道代の顔の周りだけ残るのが何度観ても不思議で奇跡としか言いようがない。合掌。

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