トム・ハンクス「王様のためのホログラム」ポップな未公開カットが到着

トム・ハンクス主演「王様のためのホログラム」の未公開カットが到着した。

本作は、デイヴ・エガーズの小説を原作とするコメディ。大手自転車メーカーをクビになって家や妻を失い、IT業界に身を転じたアランが、サウジアラビアの国王に最先端の映像装置を売りに行くさまを描く。「ラン・ローラ・ラン」「クラウド アトラス」のトム・ティクヴァがメガホンを取った。

このたび公開された写真は、、トーキング・ヘッズの「ワンス・イン・ア・ライフタイム」が流れる中、すべてを失ったアランの「なぜこうなった？」という自問自答と妄想が入り交じる冒頭シーンで使われるはずだったもの。アランが、イラストの札束が舞う中でかつての同僚たちとミュージカルさながら歌い踊る姿やジェットコースターに揺られるカット、イラストで描かれたアランがサーフィンボードで札束の波に乗るさまなどが収められている。

ハンクスは「（冒頭のシーンは）トム・ティクヴァのアイデアで、トーキング・ヘッズが彼の中のあらゆるものとリンクしたんだろうね（笑）。いろんな意味であのシークエンスはこの映画の小宇宙だったよ！」とコメントしている。

「王様のためのホログラム」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開中。