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「AVALON」は、本作でココネの幼なじみ・モリオに声を当てた
本作で長編アニメのアフレコに初挑戦した2人だが、セリフが岡山弁だったことで苦労したそう。満島は、現場での高畑の様子を「ずっと歌も歌ってきてるし、小さい頃からミュージカルもやって来てるから、耳の力がすごいなって思いました。すごく飲み込みが速くて、僕はココネを追いかけるモリオのようでした」と振り返る。高畑は、アフレコを「2人で並んでやれてよかった」と回想した。
森川ココネとして主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌っている高畑。「自分が出ている作品の主題歌を歌うって変な感じで、苦手意識があったんです。このお話をいただいたときもどうしようかなって思ったんですけど、ココネとして歌ってほしいと言われて。ココネの心境と歌詞がリンクしたので、それだったら行けるかもと思いました。そうじゃなかったら、こんな名曲をカバーできないですよ、怖すぎ!(笑)」と赤裸々に語る。
さらにここで、本作の仕上げ作業に追われているという神山からの手紙を、満島が朗読。「高畑さんは持ち前の芝居感と耳のよさで岡山弁もものにして、ココネをかわいく魅力的なキャラクターにしてくれた。満島くんは、本来の自分とは正反対なモリオを見事に演じてくれた」と2人へ感謝のメッセージが届けられたほか、「主題歌には、僕の強いこだわりがありました。そしてこの曲をココネとして歌っていただきたいというのも強くこだわったところです。この曲は、夢を題材としつつも去った人への思いも込められた味わい深い名曲。脚本を書いているときに、『この曲は、僕の紡いでいるストーリーのためにあるんじゃないか?』と思ったくらいです」と、主題歌に対する神山の思い入れが明らかになった。
そして終盤では、高畑が「デイ・ドリーム・ビリーバー」を披露することに。「ココネ目線で考えると、お母さんに向けたものという気持ちになった」というその歌詞を、しっとりと歌い上げる。フルコーラスでの歌唱を終え、満島に「素晴らしかったです!」と絶賛された高畑は、「映画を観てから聴くと、歌詞がすーっと入ってくると思う」と返す。最後にリスナーへ向けて一言を求められた高畑は、「『ひるね姫』、観てください! それが一番伝えたいことです」と元気にコメントした。
「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」は、3月18日より全国ロードショー。なおこの公開収録の模様は、2月22日22時からの「AVALON」でオンエアされる。
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神山健治:Kenji Kamiyama @kixyuubann
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