「MILES AHEAD」ドン・チードルから日本に向けたビデオメッセージ到着

ドン・チードルが監督・主演・脚本・製作を担当した「MILES AHEAD／マイルス・デイヴィス 空白の5年間」。このたび、チードルから日本のファンに向けたビデオメッセージが到着した。

本作は、ジャズトランペット奏者マイルス・デイヴィスのキャリア空白期にスポットを当てた作品。デイヴィスのもとに押しかける音楽レポーターのデイヴ・ブレイデンをユアン・マクレガー、デイヴィスの元妻フランシス・テイラーをテレビドラマ「ROOTS／ルーツ」のエマヤツィ・コーリナルディが演じた。

ビデオメッセージの中で、チードルは「福島沖で地震があったと聞いて心配しています。皆さんのご無事を祈っています」と日本のファンを気遣い、「精神的に疲れるときだと思いますが、この映画を観て息抜きしてください」と述べている。

クラウドファンディングで資金を募ってまで、本作の製作にこぎつけたチードル。「このプロジェクトは動き出しては中断する、の繰り返しだったよ。もっと実績のある監督ならばうまくいったかもしれないね。マイルスは決して後ろを振り返らず、常に前を向いていた」「僕はスタンダードな伝記映画と同じようなものではなく、マイルスの音楽と同じようなモード構造の作品にしようと決めたんだ」というコメントからは、彼の本作に懸ける並々ならぬ思いが伝わってくる。

「MILES AHEAD／マイルス・デイヴィス 空白の5年間」は12月23日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次ロードショー。

※動画は現在非公開です。