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本作は、相方の海野を事故で亡くしたお笑い芸人・実道が、周囲の人々との触れ合いによって“再生“へと向かう姿を描くファンタジックヒューマンストーリー。実道を森岡、海野を前野、先輩芸人の黒沢を新井、エミアビの熱狂的なファンの雛子を山地が演じている。
満員の会場でマイクを握った森岡が「今日はありがとうございます……」と初日を迎えた感動に言葉を詰まらせると、新井から「え、泣くの!?」とすかさずツッコミが入る。続けて新井は「舞台挨拶(回のチケット)が完売するかヒヤヒヤしてました。今日集まっていただいて感謝しています」と観客に思いを届けた。
前野が「今回は、漫才師役をやりましたが、相方の森岡くんが漫才経験者なので問題ない、と安心しきってました」とコメントすると、渡辺も「漫才の監修は森岡だよね」と同調。森岡は「いやいやいや」と恐縮しつつも、「じゃあ……別途ギャランティーの相談してもいいですか?」と冗談交じりに述べ、観客を笑わせる。
話題は撮影時のエピソードへ。黒沢が実道をしごくシーンについて、新井は「貯金箱を実道めがけて飛ばすところで、貯金箱は本当はCGのはずだったんだけど、テイクを繰り返しても森岡ができなくて、うちも監督もちょっとイライラして。それで本気で貯金箱をぶつけることにしたら、森岡がビビって逃げ出して、監督が『いい画が撮れた』って喜んでた」と楽しげに振り返る。新井の言葉に森岡は「マジで怖かった」と神妙な面持ちで返した。
観客へのメッセージを求められた山地が「この映画でたくさん笑みを浴びてください」と声を弾ませると、森岡は「ヒットさせたい。告知してくれるとうれしいです」と思いを述べる。最後に渡辺は「心の琴線に触れる作品ができたと思う。この作品を通して、新しい自分に出会ってほしい。気に入ってくれたら、また観てください」と真剣な表情で語った。
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竹元勇子🦈(教授) (dolcevita) @yutakemoto
森岡龍が新井浩文の“本気”を「マジで怖かった」と回想、「エミアビ」舞台挨拶 - 映画ナタリー
森岡さんを本気にさせた新井さんの本気の話が面白かったし、ここが「はじまり」と言ってもいいぐらいいいシーンだったな。
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