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頭脳明晰な第九の室長・薪剛を演じるにあたり、生田は「台本を読み、できることはすべてやりました」と役作りについて言及。スタッフの意気込みも並大抵のものでなく、「大友組の皆さんが事細かく知識を得ていて、クランクイン前に『このマシンは……』みたいな講義から始まり、本気度合いが伝わりました」と、自身も覚悟して本作に臨んだことを明かした。
新人捜査官・青木一行役の岡田は、役柄を「自分にとってチャレンジだった」と表し、「大友監督には『難しいことは考えず自分の腹の中に太い幹を作れ』と言われました。この役と一緒に大きくなろうという思いで過ごしましたね」と語る。
また薪の親友・鈴木克洋役の松坂はすでに死んでいる役ということで、撮影の思い出を聞かれると「どうやったら体を動かさないようにできるかずっと考えていました」と述懐。自分なりに死体役のポイントを見つけたようで、「“無”ですね。目を閉じたとき、自分の中で白い紙を思い描き、その中にちっちゃい点を作ってそこをずっと見るんです」と説明して共演陣を感心させた。
劇中には出演者がカメラを頭に装着して主観ショットを撮影したシーンも。大友はその意図を「カメラマンが撮るとカメラマンの呼吸になってしまうので、俳優の心臓の鼓動が伝わるような映像にしたかった」と解説。セットを閉め切り、スタッフもいない役者だけの空間で撮影した場面もあり、生田は「かなりアツい思い出です」と貴重な経験を回想する。
岡田が「カメラマンとして少しずつ成長していきました。スタッフさんにも褒められてうれしかったです」と口にすると、生田も「松坂桃李を撮らせたら俺が一番だった」と自信たっぷりにコメント。一方の松坂は「僕は褒められなかった」と悔しがり、「むしろすっごい難しかった。微妙な角度で見え方が全然変わってくるので。カメラの世界ってシビアだなって思いました」と述べる。エンドロールでは「脳内映像撮影」という肩書きで生田、岡田、松坂、大森らの名前が流れるとのことで、生田は「こういう形でカメラマンデビューするとは! そこにも注目してください」と呼びかけた。
「秘密 THE TOP SECRET」は8月6日より全国ロードショー。
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