「五つ星ツーリスト」主演の渡辺直美は役作りに苦労？「体型維持は大事」

11月7日、「五つ星ツーリスト THE MOVIE～究極の京都旅、ご案内します!!～」の初日舞台挨拶が大阪と東京の2会場で開催された。

「五つ星ツーリスト THE MOVIE～究極の京都旅、ご案内します!!～」は、今年1月から3月にかけて放送されたドラマ「五つ星ツーリスト ～最高の旅、ご案内します!!～」の映画版。京都の旅行代理店で働くはみだし者の社員たちが、ワケありの客から飛び出す無理難題に応えていくヒューマンコメディだ。

まずは大阪・TOHOシネマズ なんばでの舞台挨拶に、“伝説のトラベルマスター”こと主人公・高瀬京香を演じた渡辺直美と、ドキュメンタリー映画界の巨匠・ハンス役のリー5世が登場した。映画はテレビドラマと同時に撮影が行われていたとのこと。渡辺はそんな撮影を「映画の中で西郷隆盛のコスプレをする場面もありますが、共演の皆さんが私を見てすごく笑うので、私もつられて笑うのをこらえていました」と振り返る。

さらに京都での撮影時、共演の寺島進と食事に出かけたという渡辺は「寺島さんの行きつけのお店によく連れて行っていただきました。とてもおいしいのですが、どのお店もニンニクが入っていて、翌日の撮影はいつも臭くなっていた。映画のほとんどを臭い状態で演技していました」と笑いを誘う。「臭かったでしょ？」と話を振られたリー5世は、「いえいえ、臭くなかったですよ！ いいにおいでした」と慌てて答えた。

このイベントでは渡辺がプロデュースするファッションブランドPUNYUSと本作がコラボしたミニトートバッグのプレゼント抽選会も実施。しかし当選者が当たったことに動揺し、同伴者に譲ろうとする一幕もあり、渡辺は「どういうことですか？ そんなことをされたら私、ここに立っているのがすごく恥ずかしいです！」と爆笑を巻き起こした。

続いて渡辺は、東京・角川シネマ新宿での舞台挨拶へ移動。その観客の多さに「こんなにたくさんのお客さまに来てもらえるとは思いませんでしたので、めっちゃうれしいです！」と感激した様子を見せる。

トーク中、役作りに関して「京香さんが少食なので、その気持ちがわからないというか、大変でしたね」と苦労談を語りつつ、「体型維持は大事なので、撮影終わりにご飯を食べて、すぐ寝る（笑）」と心がけていたことを明かす。さらに渡辺は、京香が体型をいじられると泣いてしまうことについて「私は楽しんで笑っちゃうんで、泣くっていう感情がどういうことなんだろうなって（笑）」と話したほか、彼氏ができたらマッサージと自分の好物である唐揚げでもてなしたいという願望などを熱く語った。

「五つ星ツーリスト THE MOVIE～究極の京都旅、ご案内します!!～」は全国の劇場で公開中。