父と子が2人きりで過ごす夏の終わり、「サンセットドライブ」12月公開

サッカーを題材にしたドキュメンタリー「クラシコ」の監督・樋本淳が初めて手がけた長編劇映画「サンセットドライブ」が、12月12日から25日まで東京・ユジク阿佐ヶ谷にて公開される。

本作は離婚間近の夫婦と幼い子供たちが織りなす人間ドラマ。これまであまり接点のなかった父と息子が、はなればなれになる前に2人きりで1週間過ごすさまを通して、家族の崩壊と再生への可能性をモノクロの映像で描く。母親役を「静かな生活」「アサルトガールズ」の佐伯日菜子が演じ、父親役を樋本の旧友で長編映画初主演の小林敬、息子役を樋本の実子・樋本涼が務める。

なお同劇場では、公開初日の12月12日に舞台挨拶、12日20日には劇伴を担当した纐纈悠輔によるライブの開催を予定している。関心のある人は足を運んでみよう。