アフリカで実際に起きたイスラム過激派による抑圧を描いた「
舞台は、世界遺産に登録されている西アフリカ・マリ共和国の古都ティンブクトゥ。スペインの建築家ガウディも影響を受けた、泥土で作られたモスクがあり、音楽やスポーツを愛するトゥアレグ族の人々が平和に暮らす街だ。ある日、イスラム過激派が侵攻、歌や音楽を奏でること、色のある服装、スポーツ、笑い声さえも禁じ、街は恐怖に支配され、脅威に怯える生活が始まった。そして、2012年に若い事実婚カップルの投石公開処刑事件が起こる。
この公開処刑事件に触発されてメガホンを取ったのは、自身もイスラム教徒でモーリタニア生まれマリ育ちの
「禁じられた歌声」は12月26日より、東京・ユーロスペースほか全国順次公開。また、12月12日よりユーロスペースにて開催される「イスラーム映画祭2015」のオープニング上映作品でもある。
アブデラマン・シサコの映画作品
リンク
- 「禁じられた歌声」公式サイト
- 「イスラーム映画祭2015」公式サイト
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