遠藤ミチロウ監督、還暦の旅を巡るドキュメンタリーが2016年新春に全国公開

パンクバンド、ザ・スターリンの中心人物として知られる遠藤ミチロウの監督作品「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」が2016年新春に公開される。

本作は、2010年に60歳を迎えた遠藤の、還暦の旅を巡るドキュメンタリーだ。劇中では2011年に決行されたザ・スターリン再結成ツアーの様子を記録。そのさなかに起きた東日本大震災をきっかけに故郷・福島を顧みた遠藤が、ASA-CHANG、大友良英らと立ち上げた「プロジェクトFUKUSHIMA!」での活動を映し出す。映画タイトルにもなっている遠藤の代表曲「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」にも込められた母親への感情が明らかになるほか、“なぜ歌い続けるのか”を率直に語っていく。なお映画には遠藤のほかクハラカズユキ、KenKen、山本久土からなるTHE STALIN 246や大友、二階堂和美、竹原ピストルら多くのアーティスト、クリエイターも登場する。

「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」は東京・新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開予定。