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チェコアニメ「クーキー」スヴェラーク監督、寺田心くんの熱演に驚嘆

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「クーキー」監督&主演来日記念イベントにて、左からオンジェイ・スヴェラーク、寺田心、ヤン・スヴェラーク。

「クーキー」監督&主演来日記念イベントにて、左からオンジェイ・スヴェラーク、寺田心、ヤン・スヴェラーク。

7月7日、チェコ映画「クーキー」の監督ヤン・スヴェラークと、主演を務めた息子のオンジェイ・スヴェラークが来日し、東京・アキバシアターにて舞台挨拶を行った。

本作は、捨てられてしまったピンク色のテディベア、クーキーが、持ち主である少年のもとへ帰るために冒険を繰り広げる物語。監督のスヴェラークは「『クーキー』は、自分にとってもチェコ映画史にとっても最後の35mmフィルムの作品になるとわかっていたんだ。だから撮影の最後、そのフィルムにキスをした」と本作に込めた並々ならぬ想いを明かした。

クーキーの声と、持ち主の少年オンドラ役を担当したオンジェイは「この作品に僕が出てこないなと思うかもしれません。撮影したのはもう5~6年前だからね」とおどけるも、司会からの「イケメンに成長しましたね」という言葉には照れ笑いを返す。

イベントにはゲストとして、TOTOのCMなどで話題を集める子役の寺田心くんも登場。お気に入りのシーンについて聞かれた心くんは「クーキーがゴミ捨て場から逃げるときに、金網に引っかかって顔が“ムニュ~”っとなるところです!」と答え、スヴェラークの顔をほころばせた。

さらに心くんが「クーキーはぬいぐるみなのにちゃんと演技していて、僕よりも上手で驚きました!」と声を上げると、スヴェラークは「それなら君が出演していてもすごく楽しい映画になったかな」と返答する。すると心くんは映画の1シーンを涙を流しながら熱演して見せ、その完成度の高さにスヴェラークは「どうやったらそんな演技ができるの!?」と驚嘆。心くんが「クーキーになりきってがんばりました!」と元気いっぱいに答えると、会場から大きな拍手が贈られた。

「クーキー」は、8月22日より東京・新宿武蔵野館ほかにて全国順次ロードショー。

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