9月2日に「
特典映像には予告編やロケ地を巡るミニ番組のほか、メイキングや舞台挨拶の模様などを収録。さらに特典として、この作品の魅力を凝縮したブックレットが封入される。
仕事に打ち込む女性を演じた中谷は、本作への出演を「市江のように丁寧に、頑固に、洋服を作っている友人へ長年抱いていた思いを、この作品のなかで藤井が代弁してくれていたので、仕事というよりは、好きなことを思う存分させていただいたというような感覚です」と振り返る。
また三島は「『今生きているお客さまには、今生きている私にしか、作れないんですもの』市江の台詞で、一番好きな台詞です。もしこの映画が、市江の仕立てる服のように、みなさまの“大切なひとつ”となって一生寄り添っていけたら、それはこの上ないしあわせです」と思い入れたっぷりのコメントを寄せた。
中谷美紀 コメント
友人知人には、物作りに生涯を捧げている方が何人もおり、気まぐれで移り気な私には、そうした方々の揺るがぬ姿勢やものを慈しみ、大切に扱う暮らしぶりがとても崇高なものに思えます。その一方で、素晴らしい作品を作ることには長けていても、それをこの世に広めることには尻込みしてしまう、慎ましい職人気質にもどかしさを感じたりもしていました。とりわけ市江のように丁寧に、頑固に、洋服を作っている友人へ長年抱いていた思いを、この作品のなかで藤井が代弁してくれていたので、仕事というよりは、好きなことを思う存分させていただいたというような感覚です。
三島有紀子監督 コメント
8年前に、“その人のためだけに作られるオーダーメイドというものを深く見つめた仕立て屋の映画”を作りたいと思い、企画書を書いて一人でいくつもの映画会社をまわっていました。そして、最初にできた戦友が中谷美紀さんでした。それから、スタッフ、キャストとひとりひとり戦友が増えていき、たくさんの仲間とともに作品を作り上げることができて、こうしてみなさまに見ていただけていること、奇跡だと思いますし、みなさまと共有できていることに心から感謝しています。ありがとうございます。「今生きているお客さまには、今生きている私にしか、作れないんですもの」市江の台詞で、一番好きな台詞です。もしこの映画が、市江の仕立てる服のように、みなさまの“大切なひとつ”となって一生寄り添っていけたら、それはこの上ないしあわせです。
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