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実際の結婚式が映画の一場面に、「ハッピーランディング」舞台挨拶で明かされる秘話

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「ハッピーランディング」で製作総指揮を務めた長嶋一茂(左端)とキャストたち。

「ハッピーランディング」で製作総指揮を務めた長嶋一茂(左端)とキャストたち。

6月6日より全国公開が始まる「ハッピーランディング」のプレミア上映が5月28日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、キャストの中村ゆり佐藤めぐみ永山たかし渡辺邦斗金児憲史南圭介原幹恵小池里奈阿部亮平高木心平相築あきこ長谷川初範長嶋一茂が出席した。

「ハッピーランディング」は、結婚をテーマにした群像劇。結婚を控えて空回りをする女性、離婚の危機にある夫婦、花嫁に逃げられた男など、7つのエピソードで構成されている。

上映に先立ち、製作総指揮としても本作に携わった長嶋が登場。製作総指揮と主演を務めた前作「ポストマン」に触れ、「前作を作ったのが2008年だったので、ここまで来るのに7年かかりました。前作と今作で大きく違うのは、今作は本当に適当にやったということ」と冗談交じりで話す。

上映後の舞台挨拶には、キャスト13名が登壇した。劇中で結婚に不向きなカップルを演じたのは、中村と永山。中村は「一口に結婚といってもこれだけいろいろなエピソードがあるんだということが伝わればいいなと思っています」と本作をアピール。そして永山は「僕は神経質な役どころだったのですが、自分ルールをクローズアップしていったら、ああいう人間像になりました」と役作りについて言及する。

結婚10年目にして式を挙げる為永家の夫、大に扮した金児は、実生活でも結婚したばかり。劇中の一場面は金児の実際の結婚式を撮影したものだと明かされると、客席から驚きの声が上がる。

さらに花嫁に逃げられ、自堕落な生活を送る原田役を務めた南は「他の人たちはハッピーランディングですが、僕らだけランディングしてないんですよ」と役に対する不満をのぞかせる。原田の男友達を演じた高木は、劇中での2人の関係性を「ライクなのかラブなのか、撮影中もずっと監督と話していたんです。結局、ラブに入りかけたんですが、ライクに留めることになりました」と述べ、会場を笑わせた。

そして最後に、長谷川が「結婚っていいものですよ。成功しても、失敗してもね。この映画では、熟年の究極の愛から男性同士の愛の形まで見ることができるというね……」と語り、キャスト一同から鋭いツッコミを受け、舞台挨拶は和やかに終了した。

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