青木崇高が罪を抱えた男に、半野喜弘監督「雨にゆれる女」製作決定

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音楽家・半野喜弘の監督作「雨にゆれる女」の製作が決定。主演を青木崇高が務めることがわかった。

「雨にゆれる女」スチル写真 (c)「雨にゆれる女」パートナーズ

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主演を務める青木崇高。(c)megumi nakaoka

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半野喜弘はパリを拠点に活動しており、これまでに行定勲、ジャ・ジャンクー、ユー・リクウァイら名だたる映画監督の作品で音楽を担当してきた。長編映画の監督を単独で務めるのはこれが初めてだが、2011年には窪塚洋介を主演に迎え、全編パリで撮影した「UGLY」の脚本、監督を柿本ケンサクと共同で手がけている。

ヒロインに抜擢された大野いと。(c)Photo by ND Chow

ヒロインに抜擢された大野いと。(c)Photo by ND Chow[拡大]

主演の青木崇高は「るろうに剣心」3部作の相楽左之助役で知られる。青木と半野は10年来の友人であり、原案の段階から主演には青木が想定されていたという。ヒロインには「天の茶助」「忘れ雪」の公開を控える大野いとが抜擢された。青木が演じるのはある罪を抱えたことから、偽名を使い別の人間として生きる男、久保川則夫。そして他人との接触を避けて暮らす彼のもとへ突然現れ、惹かれあうことで則夫の本当の姿を引き出していく女に、大野が挑戦する。

クランクインに向けて、4月末までクラウドファンディングで製作費を募集している。出資者には青木が自らの手で作った、劇中で重要な意味を持つ小道具の木片ピースがプレゼントされたり、映画のエンドロールに名前が載るなど、金額に応じてさまざまな特典がつく。詳細はMotion Galleryのサイトにて確認を。

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