「ダンボ」ティム・バートンが自身の家族語る「悩みはすべての家庭の“リアル”」

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ディズニー実写映画「ダンボ」より、監督を務めたティム・バートン、キャストのコリン・ファレルのコメントが到着した。

ティム・バートン(上段)、「ダンボ」の一場面(下段)。

ティム・バートン(上段)、「ダンボ」の一場面(下段)。

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「ダンボ」本ポスタービジュアル

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本作は、1941年製作の同名アニメをもとに、大きすぎる耳のせいで笑い者にされるサーカス団の象ダンボの姿を描いたもの。ダンボとの出会いによって、周囲の人々が夢と希望を取り戻していく。

「ビッグ・フィッシュ」「チャーリーとチョコレート工場」といったこれまでのバートン作品では、メインキャラクターが抱える“父との確執”がテーマの1つとして描かれてきた。その理由について、バートンは「僕自身は子供の頃、決して仲の良い家庭で育ったわけではなくて、よその家庭を“ああ、うらやましいな”という思いで見てたんだ」と述懐。そして、疎遠だった父を亡くした経験を持つバートンは「でも後々、我が家に限らず、富裕層も貧しい家庭も関係なく悩みはすべての家庭にあって、それが家族の“リアル”なんだと考えるようになったんだ」と思いを語る。

「ダンボ」

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「ダンボ」でも、ダンボを支えるホルト親子を通して親子の確執と再生が映し出されている。 サーカスの花形スターとして活躍し、長期間家を留守にすることで2人の子供たちと心の距離ができていたホルトは、ダンボを通して子供たちとの絆を再生していく。ホルトを演じたファレルは「ダンボが自身の母親とつながろうと努力する一方で、ホルトと彼の子供たちは幸せな生活を送るため家族を元通りに戻すパズルのピースを組み合わせようと努力するんだ」と自身が演じたキャラクターを説明した。

また、プロデューサーのカッテルリ・フラエンフェルダーは「アニメーションのダンボと母親の泣かせるストーリーを生かしつつつも、ホルトの家族、そしてサーカス一家も含めて家族を描いています。“家族とは一体何なのか”というのが、本作のテーマの1つなんです」と語っている。

「ダンボ」は3月29日より全国でロードショー。

※動画は現在非公開です。

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さけたらこ @saketara

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