白石聖「19歳でヒロイン演じた青春物語と、母と観て号泣した家族ドラマ」

文 / 小澤康平

白石聖の“私の1本”

「I"s（アイズ）」（2018年製作）

桂正和による同名マンガを実写化したテレビドラマ。2018年12月からBSスカパー！およびスカパー！オンデマンドで放送・配信された。約700人の中からオーディションで選ばれた白石は、ヒロインの1人である葦月伊織役で参加。岡山天音、杏花（旧芸名：柴田杏花）、萩原みのり、加藤小夏も出演している。「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の豊島圭介と「氷菓」の安里麻里が監督を務めた。

「I"s（アイズ）」Blu-ray BOX販売中

発売元：カルチュア・パブリッシャーズ
販売元：ポニーキャニオン
税込価格：2万2000円

白石聖の“私を作った1本”

「私の中のあなた」（2009年製作）

ジョディ・ピコーの小説をニック・カサヴェテスが映像化した家族ドラマ。白血病の姉を救うためにドナーとして生まれた少女アナが、自分の体を守ろうと両親を訴えるさまが描かれる。キャメロン・ディアスがアナの母、アビゲイル・ブレスリンがアナを演じ、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ソフィア・ヴァジリーヴァがキャストに名を連ねた。

白石聖（シライシセイ）

1998年8月10日生まれ、神奈川県出身。2016年に女優デビューを果たし、その後ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」にレギュラー出演する。ドラマ・映画「PRINCE OF LEGEND」、ドラマ「I"s」「時をかけるバンド」にはヒロイン役で出演。「福岡恋愛白書14 天神ラブソング」「世にも奇妙な物語 '19秋の特別編『恵美論』」「恐怖新聞」といったドラマでは主演を務めた。南海キャンディーズ・山里亮太の短編小説集をもとにしたドラマ「あのコの夢を見たんです。」にも出演。現在公開中の「サイレント・トーキョー」にも出演しており、2021年公開の「胸が鳴るのは君のせい」ではヒロインに扮する。