トム・ウィルキンソン

Tom Wilkinson

1948年2月5日生まれ、イングランドのウェストヨークシャー出身。幼少期をイングランドとカナダで暮らし、20代前半で俳優の道を志すことを決意。1973年に王立演劇芸術アカデミーで大学院の学位を取得し、英国の映画やテレビ番組に出演するようになる。1990年代には「恋におちたシェイクスピア」「ラッシュアワー」「フル・モンティ」といったヒット映画に出演。「フル・モンティ」では英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞した。なお同作は25年後を舞台にしたテレビドラマが2023年に製作され、ウィルキンソンも続投した。2001年の「イン・ザ・ベッドルーム」では息子を殺される医師を演じて高く評価され、アカデミー賞の主演男優賞にノミネート。2007年の「フィクサー」では同賞の助演男優賞の候補となった。そのほかの出演作に「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」「グランド・ブダペスト・ホテル」「グローリー/明日への行進」「スノーデン」などがある。2023年12月30日に死去。