今回3年ぶりに俳優業に復帰した水嶋は、自身をシャープに見せるため体重を50kg台にまで落とし、約4カ月におよぶアクション練習を経て、過酷な撮影に挑んだ。一方、映画オリジナルキャラクターの幻蜂汐璃を演じた剛力は、初めての男装に挑戦。巨大企業ファントム社の若き総帥にして、女王の密命を帯びるイギリス名門貴族の末裔として、セバスチャンとともに怪事件を追う。
撮影は4月1日から5月中旬まで、北九州、山口などで敢行された。世界観の再現には細部までこだわり抜かれ、セバスチャンの燕尾服は特注でデザイン。幻蜂家のリビングには豪華なシャンデリアからアンティークの家具、燭台、高級食器などのセットが用意された。
原作マンガは19世紀のイギリスが舞台だが、映画「黒執事」では、2020年の西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市で完全オリジナルストーリーが展開される。公開は2014年新春。監督は「NANA」シリーズの大谷健太郎と、TVアニメ「TIGER & BUNNY」のさとうけいいちのタッグが手がける。
水嶋ヒロ(セバスチャン・ミカエリス役)コメント
1か月半に及ぶ久しぶりの撮影は、コツコツと地道に進んで行く、まるで登山をしているかのような感覚でした。無事撮影を終え、頂上に辿り着いた時と似たような達成感を味わっています。剛力さんが演じる汐璃はとても素敵で、発する言葉から滲み出る苦しみや悲しみを感じる度に鳥肌がたちました。とても輝いていて、その眩しさに少しでも近づけるようにと思いながら取り組んでいました。この作品には超一流のスタッフが集結しているし、皆さんに楽しんで頂ける素晴らしい作品に必ずなると信じています。20代最後の、俳優として頑張る自分の姿が記録されている記念の作品でもありますし、これから公開が終わるまで、引き続き「黒執事」に力を注いでいきたいと思います。
剛力彩芽(幻蜂汐璃役)コメント
撮影が終わってしまって、とても寂しいです。撮影していた映像がすごく綺麗でしたので、これからCGなども加わりどういう画になるのか今からとても楽しみです。水嶋さん演じるセバスチャンは、完璧でスマートな役ですが、水嶋さんのお芝居も本当に完璧で、アクションの動きや手の動き一つ一つが綺麗で、この作品の見どころになると思います。私はついていくだけでしたが、本当に主演が水嶋さんでよかったです。
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