実写映画化が決定していた
原作の舞台は19世紀のイギリスだが、実写版の舞台は2020年の、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市。剛力は自身のキャリア初となる男装の少女、幻蜂汐璃(げんぽうしおり)を演じる。
汐璃は男装して清玄(きよはる)と名乗り、巨大企業ファントム社を経営する映画オリジナルのキャラクター。イギリス名門貴族ファントムハイヴ家の末裔である彼女の一族は、男子しか当主になれず、女王の命令で難事件を解決するという代々引き継がなければならない任務があった。この任務と巨額の財産をある復讐に利用するため、女としての人生を捨てた汐璃が巨大な謎に立ち向かう。
そして水嶋ヒロ演じるセバスチャンは、汐璃が復讐を果たすまで彼女を守り抜く代わりに、願いを叶えたときには彼女の魂を食らうという契約を交わした、悪魔の執事。汐璃の右目には、原作に登場するシエル・ファントムハイヴと同様、契約の印が刻印されている。
映画「黒執事」は2014年新春公開。監督は「NANA」シリーズの大谷健太郎と、TVアニメ「TIGER & BUNNY」のさとうけいいちのタッグが手がける。
枢やなコメント
(剛力彩芽の出演について)
アニメ以外ほとんどテレビを見ないオタクなワタシでもお名前を聞いたら「あの人か!」と分かるくらい、剛力さんは時の人。
爽やかなイメージのある彼女が「黒執事」に出演して下さるというお話を伺った時、とても驚きました。
さらに剛力さんが演じるオリジナルキャラクターは男装の麗人だとか。
なんという耽美設定!個人的に非常に萌えます!完成の日を口開けてお待ちしています。
剛力彩芽コメント
とても緊張しています。
原作も読ませていただきましたが、とても面白く一気に読んでしまいました。
今回の役どころは、男装した女性と言うコトで、いろんな役作りを考えています。
原作と内容が違う分、たくさんの意見があるかもしれませんが、実写化することでより人間の感情というモノを出していけたらと思います。
プロデューサー 松橋真三コメント
19世紀のイギリスを舞台にしたのが原作だが、そのままのアプローチでは実写映画化はできない。そこで、今の日本の最高のスタッフ・キャストで実写映画化をするにあたり、時代設定を一新して、新しくストーリーを構築しました。
本作は、2020年、西洋と東洋の文化が入り乱れた近未来のアジアを舞台に。女王陛下の情報網は世界各国に広まり、この国では、幻蜂家(げんぽうけ)がその「女王の番犬」の役割を担っている。その幻蜂家の主は清玄(きよはる)と名乗る青年。ファントム社という企業を経営しながら、“黒執事”セバスチャンを従え、様々な事件の調査に乗り出すこの男、実は、ある復讐を誓い、幻蜂家と番犬の地位を引き継ぐために男装した少女・汐璃(しおり)だった。
設定を考えたときに最初に思い浮かんだのが剛力彩芽でした。強い瞳を持ち、少年のようなショートヘアが印象的な彼女が、まさに運命を背負い、男装して生きるという倒錯した世界で生きる姿を描くことで、より一層原作の持つエッセンスを強めることができるのではないかと自信を持っています。昨年に出演のオファーをして以来、どんどんとそのバリューを上げ成長していく彼女の映画の代表作になることは間違いないでしょう。
大谷健太郎監督コメント
幻蜂汐璃という役は、復讐の為に女としての人生を捨てた男装の少女で、原作をベースにしたオリジナルのキャラクターです。
汐璃役を演じる剛力彩芽さんが、男装の姿になった時、私は思わず息をのみました。
剛力さんに、鋭敏で繊細な「少年」の普遍的美しさを感じて、汐璃役は彼女以外にあり得ないと確信しました。剛力さんにとって初の男装役とは言え、これはハマリ役になると思いました。
注目して頂きたいのは、執事として仕えるセバスチャン役の水嶋ヒロさんと、その主人役となる剛力さんの競演です。息をのむほど美しい2ショットです。監督として2人の演技が本当に楽しみです。
ぜひ、映画「黒執事」幻蜂汐璃役の剛力彩芽さんにご期待下さい。
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