この3作品は昭和30年代に雑誌・丸(潮書房)に掲載されたエピソードのうち、除隊したのらくろのさすらいの日々を描いた3部作。ガードマン、旅館の番頭、私立探偵など、さまざまな職を転々とする孤独と不安に満ちた毎日から、恋人のおぎんちゃんとついに結婚するハッピーエンドに至るまでが描かれ、“本当の幸せとは何か”を読者に問いかける感動作だ。田河の描いた「のらくろ」が刊行されるのは、実に24年ぶり。
なお復刊ドットコムで3冊すべてを購入すると、 田河が手塚治虫宛に描いた年賀状の復刻版が全員にプレゼントされる。「凸凹黒兵衛」の直筆カラーイラストが描かれた、貴重なアイテムだ。
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- 『のらくろ 幸福(しあわせ)3部作 [カラー復刻版] 全3巻(田河水泡)』 販売ページ
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木村衣有子/YUKO KIMURA @yukokimura1002
@kishaburaku 『のらくろ喫茶店』ですね。http://t.co/V86IABNGNX