半年前に定年を迎えた夫と社会人2年目の娘、そして1匹の猫とごく平穏に暮らす53歳の朝倉エリカ。仕事は女性誌の編集者で、更年期についての特集記事を担当している。自分もそろそろかもしれないと心の準備をしていた矢先、体調不良で受診した病院で「女性ホルモンはゼロに近い」と告げられてしまう。気持ちの整理がつかないまま、エリカは編集長に頼まれ、憧れの作家・伊吹京子に花を届けにホテルへ。講演会が行われるのかと思いきや、そこで開かれていたのはなんとダンスパーティーで……。「ダンシング・ゼネレーションsenior」はココハナ(集英社)で連載中だ。
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映像快楽主義 @mitawa3a
闘う女性を描いてきた槙村さとる氏の新作はシニアの社交ダンス? https://t.co/0lUe9HhP6L