「華Doll*」Loulou*diはみんなの心の中に ステージにAnthos*とLoulou*di集結

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「華Doll*」のイベント「『Human or Doll』 華Doll* Thinking reeds Event 2025」が去る8月24日に東京・浅草公会堂で開催。イベントにはLoulou*diより烏麻亜蝶役の豊永利行、氷薙ルイ役の武内駿輔、櫻井鬨役の山下大輝、Anthos*より影河凌駕役の濱野大輝、八代刹那役の堀江瞬、灯堂理人役の伊東健人、チセ役の駒田航、如月薫役の土岐隼一、結城眞紘役の山下誠一郎、清瀬陽汰役の増田俊樹が登壇した。

「『Human or Doll』 華Doll* Thinking reeds Event 2025」の様子

「『Human or Doll』 華Doll* Thinking reeds Event 2025」の様子

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豊永は登壇すると、「久しぶりに下界に舞い降りてまいりました!」と元気に挨拶し、大きな拍手で迎えられた。今回のイベントは16カ国への同時配信を実施。駒田と濱野が流暢な英語で海外のファンにメッセージを送り、濱野が「Love you all」と挨拶を締めくくると会場は湧き上がった。登壇直後からキャスト陣は冗談を言い合うなど、自由なトークを展開する。気ままにしゃべり続けるキャスト陣を司会の土岐が必死にまとめ上げ、イベントは進行した。

最初はお題が書かれたサイコロを転がし、出た目の内容に沿ってトークをする「サイコロトーク」のコーナー。「印象に残る演技プランやスキル」というお題を出した豊永は、強い嫉妬心を抱える亜蝶が小物に見えてしまわないよう、怒りの演技を工夫したのだという。「出す激昂じゃなくて引く怒り」と繊細に演じていることを伝えた。「自身のキャラクターとの向き合い方」のお題では、堀江が刹那の演技に言及。Anthos*に途中加入し、メンバーから受け入れられなくとも淡々としている刹那について「最初はどういう向き合い方をしていいのかすごく悩みながら(演じた)」と語る。それに対し伊東は「堀江瞬というキャスティングは本当に見事だった」と、刹那の立ち位置も含めて受け止めている堀江を称えた。

Loulou*diのキャスト陣。左から武内駿輔、豊永利行、山下大輝

Loulou*diのキャスト陣。左から武内駿輔、豊永利行、山下大輝[拡大]

「華Doll*」では、Loulou*diが17曲、Anthos*が59曲を発表してきた。楽曲数を聞いたキャスト陣は、その数の多さに驚きの声を上げる。「楽曲関連エピソードトーク」に話題が移ると、Loulou*diの3人は声を揃えて担当楽曲を「むず!」と一言で表した。武内は三連符が多いことや、さまざまな言語が使われることを特に難しい点として挙げる。豊永は武内、山下大輝との歌唱について「ローとハイを2人が支えてくれている」述べ、3人の歌声のバランスがいいことを伝えた。

続いては、ファンから寄せられたお便りを読むコーナー。思い出に残っている曲や、自分自身に響いた曲を問われると、山下誠一郎は「Silent Message」と回答する。眞紘の心境にリンクするような救いを求める歌詞に「ここまで演技的ニュアンスを歌に入れるんだ」と新鮮に感じたのだそう。なお堀江は「Umbilical Lover」、土岐は「Flash Point」、駒田は「Infraction」を挙げた。2通目のお便りでは、キャラクターの心情を演じる際に難しかったポイントを尋ねられる。武内はLoulou*diのラストシーンについて「特に話し合いました」と苦労を振り返る。山下大輝は鬨に訪れる大きな変化に触れ、「どんどん真っ白になっていく」と表現。亜蝶とルイの支えがあったからこそ見出したものもあると思いを巡らせた。

ここからはユニット対抗のゲームコーナーが展開された。まずは1人がお題のシチュエーションに合わせてセリフを言い、ユニットのメンバーが選択肢の中からシチュエーションを当てる「『どのシチュエーションでしょうか』ゲーム」。武内が突然亜蝶に褒められて驚いたルイ、濱野が眞紘に怒られてシュンとする凌駕、増田が「チビって言うなー!」と必殺技を繰り出す陽汰を見事に演じ切り、正解が続く。山下大輝が「バカなの……?」と言う鬨を演じると、Loulou*diチームは観客にも意見を求めて「嬉しいことを言われて照れ隠ししたい時」を選択し、正解。うれしげな山下大輝は「全員当てるなんてバカなの?」と、ファンに向かってはにかんでみせた。その後も亜蝶の「気色悪い……!」、眞紘の「Antholic!」というセリフが披露されるが、シチュエーションを当てることができず、このゲームは引き分けに終わる。

Anthos*のキャスト陣。上段左から濱野大輝、山下誠一郎、堀江瞬、下段左から土岐隼一、増田俊樹、伊東健人、駒田航

Anthos*のキャスト陣。上段左から濱野大輝、山下誠一郎、堀江瞬、下段左から土岐隼一、増田俊樹、伊東健人、駒田航[拡大]

続いてはお題を連想させるヒントを伝え、回答者を答えに導く「連想ゲーム」。Loulou*diチームはお題の「PLANTs」を伝えようと、回答者の豊永に植物のイラストや、「お茶を準備しろ」「Hey」といった言葉のヒントが送られるが不正解となった。Anthos*チームのお題は、天霧プロダクション現代表取締役社長の「天霧一」。濱野が最初に「トニースタークじゃねえよ」と一見ふざけているようなヒントを出してメンバーから非難を受ける中、山下誠一郎は自信に満ちた表情で頷く。“社長”という共通点に気づき、見事お題を一発で言い当ててゲームコーナーはAnthos*が勝利を収めた。その後、告知コーナーでは10月10日発売のアニメ「華Doll* -Reinterpretation of Flowering-」Blu-ray下巻の特典絵柄がお目見え。さらにオンラインくじなどグッズ情報の発表で、イラストが次々と公開されるたびに歓声が上がった。

イベントも終盤に近づくと、物語がひとつの区切りを迎えたLoulou*diのキャストは感慨深げにコメント。山下大輝はLoulou*diについて「会うとうれしくなるメンバー」と語り、武内は豊永と山下大輝との共演を「今でも大切な時間」と話す。そして豊永は「Loulou*diをみなさんの心の中にいつまでも」と言葉を紡いだ。山下誠一郎は今後の展開への期待を煽りつつ、共演者に視線を送り「最高の座組」と称える。最後に土岐隼一は、Anthos*のメンバーに「彼らはいつだって全力で生き抜くと思います」と思いを馳せ、ファンに今後の応援を求めた。キャスト降壇後には9月19日発売の「華Doll* 4th season Human or Doll: Truth」に収録される新曲「Curtain call」のティザーMVを上映。映像が終わると会場には大きな拍手が響き、イベントは終了した。

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