アニメ「となりの妖怪さん」大蛇（？）役に伊藤静、「憎しみの根源に哀しみが」

noho原作によるTVアニメ「となりの妖怪さん」の大蛇（？）役に伊藤静が決定した。

大蛇（？）は100年前に縁ヶ森に現れ、ジローによって退治された怨霊。むーちゃんこと杉本睦実を操って大杉の結界を解き、ジローへの恨みを晴らそうとする。伊藤は演技について「憎しみの根源に哀しみがある、というのを忘れないように大事に演じさせていただきました」とコメントした。

第3話ではぶちおとたくみが鳴き声を聞くと不吉なことが起こると言われる鵺に遭遇。一方むーちゃんは、祖母から昔ジローが村の人々を守るために命懸けで大蛇を退治した話を聞く｡しかしその大蛇の怨霊が現れ､過去の恨みを晴らそうとジローに迫るのだった。

現在放送中の「となりの妖怪さん」では、妖怪と人と神様が暮らす不思議な町・縁ヶ森の日常が描かれる。むーちゃん役は結川あさき、ジロー役は比嘉良介が担当。アニメーション制作はライデンフィルムが務める。

伊藤静（大蛇（？）役）

原作を読んだ感想

妖怪たちが当たり前にいるものとして人間たちと共生している世界観がとても素敵で、読んでいてあったかい気持ちになれる作品だなと思います。

自身が演じる役柄について

憎しみに囚われ、その思いでどんどん暗くて深いところに陥ってしまった悲しい存在だな、と感じました。憎しみの根源に哀しみがある、というのを忘れないように大事に演じさせていただきました。

ファンへのメッセージ

ほっこりと楽しめる作品だと思いますので、皆さまも優しい気持ちでお楽しみいただければと思います。