劇場版「パリピ孔明」アゲアゲな舞台挨拶、置鮎龍太郎のラップは「練りに練った」

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四葉夕卜・小川亮原作によるTVアニメ「パリピ孔明」総集編「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」の公開記念舞台挨拶が本日3月2日に東京・新宿バルト9にて開催された。イベントには月見英子役の本渡楓、諸葛孔明役の置鮎龍太郎、KABE太人役の千葉翔也が登壇した。

「『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』公開記念舞台挨拶」の様子。左から本渡楓、置鮎龍太郎、千葉翔也。

「『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』公開記念舞台挨拶」の様子。左から本渡楓、置鮎龍太郎、千葉翔也。

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置鮎龍太郎

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3月1日より全国公開中の「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」。置鮎が孔明の衣装で登壇すると、会場からは拍手と歓声が起こる。本渡、千葉もそれぞれ英子とKABE太人をイメージした衣装で登場した。本渡は挨拶から「こんにち、フー!!」とテンション高く観客とコールアンドレスポンス。本渡に倣いつつ千葉が「12時間間違っちゃったくらいのテンション」とつっこむ。置鮎も「深夜のテンション(笑)でも『パリピ孔明』ならこのテンションでしょう」と、会場を“アゲアゲ”な雰囲気にしてイベントはスタートした。

キャスト陣にとってもサプライズだったという今回の劇場アニメ化。「別現場でお会いしたときに『あれ、映画化するらしいねー!』って。ファンのテンションでしたよね(笑)」と千葉が振り返った。さらに1本の映像になった劇場アニメを見た感想を「英子ちゃんと孔明が夢を追い求めていく作品なんだなっていうのを改めて感じて。それを見たKABEたちが改めて奮起できる。それが新しい図に見えて奮い立たせられました」と熱く語る。置鮎も「劇場ではさらに音楽面もあるし、僕らの熱もさらにこもっているような、魔法がかかったようなフィルムになっていると思います」とアピールした。

千葉翔也

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劇中の音楽の話題になると、本渡がラスト30分の怒涛のライブシーンを劇場で見る観客たちに「この最高の音響設備で、浴びられる皆さんがうらやましい!」とコメント。置鮎が振り返ったのは孔明vsKABE太人のラップ対決シーンのアフレコ。ラップの収録はセリフの収録と別の日程で行われたと語る。さらにオーディションの課題にラップが含まれていたことを明かしつつ「収録のときにはもう練りに練ったラップだなと」と笑った。対する千葉は置鮎から「どんだけ録るんだ」と思われるほど収録を重ねたという。細かいガイドがあり、オーディションで覚えた経験から自分の中では「もうできるでしょ」と思っていたと話す。しかし「『こことここの母音があってるんで、わかるように立ててください』とディレクションされて。MICROさんの細かい一文字一文字のリリックのこだわりを教えていただいて、奥が深いな、と思いながらやりました」とその難しさを伝えた。

本渡楓

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歌唱キャストの96猫とともに英子を演じる本渡。渋谷スカイラウンジでのシーンについては「(96猫が)英子のときにどんなトーンで歌われるのかは知らない状態でアフレコしていたんですよ。なので、歌が近くにあるときのセリフ収録っていうのは、どれくらいのトーンで行こうかな、と悩みながらやってたんですけど、でもそのシーンはじめすごく素敵なシーンになっています!」と自信を見せた。MCの天津飯大郎から「ちょっとアホなふりして聞きますけど……2期あります?」と聞かれる一幕もあり、本渡は「めちゃくちゃ期待してます!」と答える。千葉が「こんなにすべてのメディアにフィットしていく作品ってないな、すごいなと思います」と続くと、置鮎はそれを聞きながら「2期への布石がどんどん打たれていってる」と笑った。

「『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』公開記念舞台挨拶」の様子。左から本渡楓、置鮎龍太郎、千葉翔也。

「『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』公開記念舞台挨拶」の様子。左から本渡楓、置鮎龍太郎、千葉翔也。[拡大]

舞台挨拶も終盤となり、3人はそれぞれ挨拶。収録中からいい作品になることを予想していたという置鮎は「オンエアを見て、みなさんの反応を見て、よりそれも確実なものとなりました」と太鼓判を押す。英子らのがんばりが観客に伝わるうれしさを述べるのは千葉。「2年前の自分よりも今の自分がさらに刺さるというか、明日からまたがんばりたいなと思えるパワーの詰まった作品になっています」とアピールした。最後に本渡が「2度目の人もいれば、初めての人もいれば、『パリピ孔明』自体初めて観る方もいらして、会うことがなかった人たちが同じ空間で同時に同じ物語を見られるのって、素敵だな、これが映画館だよなと思いました。一緒に観たい!!」と劇場で見ることの醍醐味を語り、イベントは幕を閉じた。

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アニメ総集編「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」公開記念舞台挨拶

日時:2024年3月2日(土)12:10~
会場:東京都 新宿バルト9
登壇者:本渡楓置鮎龍太郎千葉翔也

アニメ総集編「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」

全国公開中

スタッフ

原作:四葉タト・小川亮(講談社「ヤングマガジン」連載) 
監督:本間修
音響監督:飯田里樹
音楽:彦田元気(Hifumi,inc.)
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:P.A.WORKS
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
製作:「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」製作委員会

キャスト

月見英子:本渡楓 / 96猫(歌唱)
諸葛孔明:置鮎龍太郎
オーナー小林:福島潤
KABE太人:千葉翔也
久遠七海:山村響 / Lezel(歌唱)

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(c) 四葉タト・小川亮・講談社/「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」製作委員会

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