タツノコプロ設立者・九里一平が死去 マンガ家やアニメーターとして活躍

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九里一平が7月1日に死去したことが、タツノコプロの公式サイトで発表された。83歳だった。

2016年に刊行された「九里一平 PAST & FUTURE」。

2016年に刊行された「九里一平 PAST & FUTURE」。

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葬儀は7月10日に近親者のみで執り行われた。公式サイトでは「ご厚志については固くご辞退申し上げます」と綴られている。

九里一平は1959年にマンガ家としてデビュー。「マッハ三四郎」「弾丸児」などの作品を発表し、特撮作品「海底人8823」「アラーの使者」のコミカライズを手がけた。また吉田竜夫らとタツノコプロを設立し、「タイムボカン」シリーズや「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」ほか多くのアニメでプロデューサー、キャラクターデザイン、監督などを担当。2016年にはアニメーター活動55周年を記念し、イラストや未発表作品集、自伝などをまとめた「九里一平 PAST & FUTURE」が刊行された。

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読者の反応

夏目房之介 @fusa811

https://t.co/gi3xtgGNOm そうですか。とにかく絵がうまかった。久里一平は子供心に陰影のつけ方がアメコミっぽいな、と感じてました。タツノコプロのアニメも独特な存在感でした。楽しませていただきました。ありがとうございます。ご冥福をお祈りします。

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