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作中のアイドルグループ・ミステリーキッスのメンバーを演じる三森、小泉、村上の3人。映画化が決まったときの心境について聞かれると、三森は「『まだこれ続くの?』って、どんな展開、どういう映画になるんだろうと思いました」とコメント。小泉もうなずきながら「映画館で『オッドタクシー』を楽しめるのはすごくうれしい」と述べ、村上も「アニメの続きが、本当に気になって気になって仕方なかったです」と、映画化への喜びを語った。
ミステリーキッスは、ストーリーにも絡んでくる重要なキャラクター。自身が演じた役について三森は「二階堂ルイちゃんは、もう野心の塊で、負けず嫌いで、歌もダンスも上手い、それはもうパーフェクトなアイドルでございます」と紹介し、小泉は「かわいらしく見えて、 実はお家が貧乏で、お金持ちになりたくてアイドルの世界に踏み込んできたんです」と身の上を明かす。さらに「私と同じく、語彙力がヤバい女の子です」と自身との共通点にも触れ、笑いを誘った。続く村上が「三矢ユキちゃんは、すごいピュアな純粋な女の子でございます。そして私もお肉が大好きなんですけど、ユキちゃんも唐揚げが大好きで、いつでもどこでも食べている、そんな子です!」とアピールすると、会場は独特な盛り上がりを見せた。
ミステリーキッスとして実際にリリースした楽曲「超常恋現象」「波間にKISS」について尋ねられると、三森は「レコーディングは1人ずつだったんですけど、デビューシングルだって、すごくフレッシュな気持ちでできて楽しかったです」と振り返った。CDにはライブバージョンも収録されているという話になると、小泉は「いつか皆さんの声をお借りして、ライブをやりたいです!」と夢を語る。会場からは拍手が起こり、村上も 「3人で歌いたいなって! ダンスも踊ります!」と意気込んだ。
そして話題は、4月1日に公開が迫った映画の内容に。映画の台本をもらったときに「頭の中がいっぱいになっちゃって、よくわかんなくなって、途中で諦めました(笑)」という三森は、本編を観てミステリー要素の詰まった複雑な展開に驚いたという。小泉も「『まだ言ってないことあるの!?』っていうシーンがけっこうありますし、それを『見ていいんだ、見ちゃっていいんだ』って、そんな気持ちになりました」と、心境を打ち明ける。台本を渡されてから、本編映像の途中まで見せてもらったという村上は「ここから核心に迫るというところでお預けいただいたので、皆さんが逆にうらやましいです。ぜひ私の分も最後まで楽しんでいただきたいなと思います」と、正直な気持ちを話した。
映画の見どころについて、「やっぱクライマックスだよね」とうなずき合う3人。加えて三森は「最後の最後で『おおっ』ってなるから、気を抜かないでほしい」と気になる発言を残した。続いて「見どころを漢字一文字で表すと?」とお題を振られると、三森は「緊張の『緊』」と腕を広げて回答。急遽答えを迫られた小泉も「内緒の『内』」とジェスチャーを付けながら返し、笑いを誘った。最後に「扉」と答えた村上が「扉の中に何があるのか、扉の中で何が起こったのかっていうことが映画の見どころだ」と語ると、観客からは感嘆の声が上がった。
最後の挨拶で村上は「もうすぐ映画が公開になります。エンディングのその先まで見逃さないでいただきたいです。ぜひ最後まで席を立たずにお願いします!」と伝え、小泉も「今回はアニメを観ていない方も楽しめると思います。 最後まで、最後まで楽しんでください!」とコメント。三森は「皆さんに早く観ていただいて、考察をいろんなところに書き込んでくれたのを見届けてから、私も早く観たいと思うので、ぜひ皆さん考察をお願いします」と呼びかけ、ステージは幕を下ろした。
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「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」
2022年4月1日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほかにて全国公開
スタッフ
企画・原作:P.I.C.S.
脚本:此元和津也
監督:木下麦
副監督:新田典生
キャラクターデザイン:木下麦、中山裕美
美術監督:加藤賢司
色彩設計:大関たつ枝
撮影監督:天田雅
編集:後田良樹
音響監督:吉田光平
音響制作:ポニーキャニオンエンタープライズ
音楽:PUNPEE VaVa OMSB
音楽制作:ポニーキャニオン
音楽制作協力:SUMMIT, Inc.
アニメーション制作:P.I.C.S.×OLM
配給:アスミック・エース
製作:映画小戸川交通パートナーズ
キャスト
花江夏樹、飯田里穂、木村良平、山口勝平、
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じょんま @jonma
ライブやってくれ~
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