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「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」は、TVアニメ「オッドタクシー」のエピソードを再構成した内容に、最終回のその後を加えて描く物語。花江はTVアニメへの出演オファーが来たときのことを「なんで僕なんだろう?と思いましたが、伏線や登場人物の過去などの設定を知っていくうちに納得していきました」と振り返る。アフレコについては「どう演じるか最初は悩んだんですが、最終的にはすっと腑に落ちた部分がありましたね。(結末を途中まで知らなかったので)一視聴者として作品を追える楽しさもありました」と話した。
TVアニメのアフレコについては亜生が昴生のことを「お兄ちゃんはNGがすごく多くて、セリフ一言ずつに監督からダメ出しをもらってました。それを20回くらい繰り返したら、『何が違うねん! わからん』って言って……」と冗談めかしながら暴露。慌てた昴生は「言ってへんやん!」と否定するも、最終的には「物語(の展開も)全部は聞かされないままだったから、うまく把握できへんくて……」と苦労したことを認める。また亜生が芸人仲間の間でのTVアニメの反響について「放送が始まったとき、大阪のよしもと漫才劇場の芸人たちがみんな観てて『お前すごいな』と、『絶対観たほうがいいで』と逆に言われました」と明かす場面もあった。
続いてユースケが「演じたのが芸人さんの役だったので、逆に難しかったですね。地が出すぎてもいけないし。それで監督さんと喧嘩になったり、意見のぶつかりあいと言いますか」と話すと、津田は「監督に言われたまんまやってたやん!」とすばやくツッコミを入れる。しかしそんな津田は自分のターンになると「『オッドタクシー』はすごい楽しませていただいて……楽しかったです」とうまく言葉を継げず、登壇陣から「うっす!」とからかわれていた。
また飯田は「伏線がいろいろ張られている作品でしたよね。私が演じた白川は黒幕なんじゃないかってくらい、序盤はミステリアスな女性だったのですが、物語を追うごとに人間味が生まれていくので、(その変化を)うまい具合に演じるのが大変でした」と回想。木下監督はキャストの演技について「皆さんキャラクターに合ってるなと思いました。そのままの皆さんと近い」と感想を述べた。
終盤には各登壇者が挨拶。最後に花江は「TVアニメのあと、これ以上映画で何をやるんだろうと思ったのですが、その懸念を払拭する面白い内容になりました。ぜひエンドロールの隅々まで見逃さないように楽しんでいただきたいです」と語ると、さらに「最後の最後に何か面白い仕掛けが……」と期待を煽ってイベントの幕を閉じた。「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」は4月1日に公開される。
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