劇場版「輪るピングドラム」新作パート収めた予告編、やくしまるえつこが主題歌で参加

劇場版「Re:cycle of the PENGUINDRUM」の予告編が公開に。やくしまるえつこメトロオーケストラによる劇場版後編主題歌や、新キャラクターとそのキャストも発表された。

「Re:cycle of the PENGUINDRUM」は、幾原邦彦が監督を務めるアニメ「輪るピングドラム」全24話のTVアニメを再構築したものに、完全新作パートが加えられる編集劇場版。10周年記念プロジェクトとして前後編で制作され、その前編が4月29日に公開される。予告編では、完全新作パートとなる映像も初解禁。木村昴演じる冠葉と、木村良平演じる晶馬の兄弟の子供の姿や、豊崎愛生演じる荻野目桃果のプリンセス・オブ・ザ・クリスタルのような姿が登場している。さらに、新キャラクターのプリンチュペンギンもお披露目。「バキュッ」というペンギン語を喋るプリンチュペンギン役は、上坂すみれが務める。豊崎、上坂からはコメントも到着している。

やくしまるえつこメトロオーケストラが担当する劇場版後編主題歌のタイトルは「僕の存在証明」。同楽曲は、TVアニメ「輪るピングドラム」の主題歌「ノルニル」「少年よ我に帰れ」に続く、やくしまるえつこメトロオーケストラの新曲で、劇場版前編公開日と同日の4月29日に各種音楽配信サービスで楽曲配信がスタートする。

また4月1日にはムビチケの販売も開始。前後編の鑑賞に使えるムビチケセットには、前編のキービジュアルを使用したB5クリアファイルが特典として付属する。公開劇場は、今後公式サイトで随時追加予定だ。

そのほか、TVアニメ10周年を記念した展覧会「輪るピングドラム展～運命の至る場所～」が、前編公開日の4月29日より東京・池袋サンシャインシティ、5月12日より大阪・あべのハルカスにて開催されることも決定。原画の展示や、空間再現コーナーをはじめ、イベント記念商品の販売も予定されている。

豊崎愛生（荻野目桃果役）コメント

10周年おめでとうございます！作品を愛し続けてくれたみなさまのおかげで再び桃果として声を出せることが叶い、感謝でいっぱいです。しかも劇場版では、あの姿で登場するなんて…！このお話は、世の中の在り方が目まぐるしく移り変わる今、普遍的だったはずの日常を見つめ直す、ひとつのきっかけになるんじゃないかと思います。たくさんの愛を込めて桃果を演じています。10周年、また一緒に生存戦略しましょう！

上坂すみれ（プリンチュペンギン役）コメント

まさかの新キャラクターを演じさせていただきます！リアルタイムで観ていた大好きな作品が、再び動き出すなんて…！一ファンとしてただただ興奮しております。ぜひ、お楽しみに！