「SKET DANCE」10周年で吉野裕行ら思い出語る、三重野瞳は「リューナイト」OP披露
2021年12月27日 13:44
3 コミックナタリー編集部
テレビ東京のアニメの声優や主題歌アーティストが出演するオンラインイベント「アニメJAM2021」が、12月26日に開催された。
「アニメJAM2021」にはTVアニメ「オリエント」「ワッチャプリマジ!」「SKET DANCE」「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」「takt op.Destiny」のキャスト、総勢20人が登場。各作品のコーナーがVTRで届けられたほか、アーティスト7人が生配信でライブを披露した。MCは昨年に続きアメリカザリガニの2人が務めた。
「オリエント」からは武蔵役の内田雄馬、鐘巻小次郎役の斉藤壮馬、服部つぐみ役の高橋李依、武田尚虎役の日野聡が登場。武士団に入るともらえる「特典」を考え、ほかのキャストを勧誘するという企画「特典は何!? 最強の武士団は誰が作る!?」が繰り広げられた。「とにかくヨイショ!!してくれる」「会うたびにほめます」とほぼ同じ回答をした日野と高橋、「週休3日」と答えた斉藤がいずれも勧誘に成功する中、自信満々の内田が「Welcomeソングで入団PARTY」といい声で回答を出すも、ほかのキャストは戸惑いを見せる。しかしその後も“Welcomeソング”を即興で歌い続ける内田に根負けして全員が入団を決定。終始笑いの絶えない4人のトークを、斉藤は「楽しく前向きに収録していることが伝わったんじゃないかな」と締めくくった。
「ワッチャプリマジ!」から陽比野まつり役の廣瀬千夏、みゃむ役の小池理子、弥生ひな役の内田彩、チムム役の引坂理絵、心愛れもん役の鈴木杏奈、きゃろん役の吉河順央が勢揃い。まつり、ひな、れもんが雑誌のカバーガールを務めることになったという設定で、ペアごとにポージングを揃える企画「パートナーの絆が試される!? 2人de合わせろ、はい、ポーズっ!」を展開した。一同は「マジで考えよう!」「マジなんで!」と“マジ”を使いこなしながら、賑やかに企画に挑戦した。VTRに続いて、鈴木はオープニングテーマ「Dreaming Sound」の歌唱も披露。視聴者から寄せられた「(鈴木が演じる)れもんちゃんと似ているところ、似てないところは?」という質問には、「私も筐体を毎週やってる“ガチ勢”なので、プリマジオタクなところ」と回答する。似てないところはあまり思いつかない様子だったが、「れもんちゃんは緊張すると口から魂が出るんですよ。私は緊張してもそこまでではないです(笑)。今日のステージはすっごく楽しかったです!」と笑顔で話し、デビューしたばかりでありながら度胸たっぷりなところを見せつけた。
そして「SKET DANCE」10周年記念コーナーでは、ボッスン役の吉野裕行、ヒメコ役の白石涼子、スイッチ役の杉田智和が久しぶりに揃い、思い出話を繰り広げた。コーナー内では第16話「カイメイ・ロック・フェスティバル」、第58話「ストップ!透明人間くん」、第63話・第64話「修学旅行狂詩曲」の3つのエピソードについて、映像を観ながら3人がコメント。第16話は「SKET DANCE」の中でも真面目な内容ということで、「そんな印象じゃない(笑)」と語る吉野は、第58話を観て「こういうアホなイメージが強い」と懐かしむ。「修学旅行狂詩曲」はボッスンとヒメコの人格が入れ替わってしまうというエピソードで、ヒメコの関西弁に苦労したと振り返った。観終わった白石は「懐かしすぎて……」と感慨深げな様子。杉田が「ウンコの回とか観てもいいのに」とコメントすると、吉野も「俺もそれ思ってたんだよ! そういう記憶のほうが強くてさ。ちょっといいところ見せようとしてるでしょ」と続けて笑いを誘った。
「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」からは新多シン役の津田美波、碓氷アブト役の鬼頭明里、スマット役の福山潤が参加。シリアスな展開を迎えている本編のアフレコ話も披露しつつ、「可能性は0じゃない!Z合体で便利グッズ」と題した企画を行った。身近なもの2つを合体させた便利グッズを絵に描いて発表するというもので、回答に思い思いの欲望が反映される中、福山はフリップ芸さながらの発表で津田と鬼頭を笑わせる。さらにVTR終わりにはスタジオに向けて「カメラ明けはアメリカザリガニの一発ギャグから開幕です!」と振ってみせ、アメリカザリガニが慌ててギャグを披露する一幕も見られた。
「takt op.Destiny」のコーナーではアンナ・シュナイダー役の本渡楓の進行のもと、朝雛タクト役の内山昂輝と運命役の若山詩音、巨人役の伊藤美来とレニー役の日野というチームに分かれ、こちらもお絵描き企画に挑戦。内山・日野の指示で若山・伊藤が絵を描き、それがなんの絵か当てるというもので、お題を見て「これはいけますね」と内山は自信を見せる。内山の指示通りに絵を描いた若山は見事それが「パンケーキ」だと正解するも、ほかのキャスト陣は答えを聞いてもいまいちピンとこない様子で、はからずも2人の絆が見える形となった。
イベント後半は「異世界食堂」の主題歌を歌う安野希世乃をはじめ、アーティストライブが次々と披露されていく。それぞれの個性豊かなライブはもちろん、ファンから寄せられた質問に回答したり、MCのアメリカザリガニと掛け合ったりと、トークでも視聴者を楽しませた。そして大トリには歌手活動だけでなく、作詞家や脚本家としても数々のアニメ作品に携わってきた三重野瞳が、来年の干支・虎のぬいぐるみを肩に乗せて登場。今後の歌手活動について問われると「2022年になったらもっといっぱい歌いたい。昔のアニメがもう一度放送されたりするところを狙っていきたいと思います(笑)」と冗談を交えながら意欲を見せた。ライブでは「覇王大系リューナイト」オープニングテーマ「Run~今日が変わるMagic~」、「超魔神英雄伝ワタル」オープニングテーマ「ひとつのハートで」をのびやかな歌声で披露し、約2時間半にわたるイベントを締めくくった。
配信チケットはチケットぴあ、イープラス、ミクチャで2022年1月2日22時まで販売中。同日23時59分までアーカイブ視聴が可能だ。
(c)大高忍・講談社/「オリエント」製作委員会
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えーっ! 赤尾でこさんが今歌ったって、かなりの事件では(笑)。